amazonの出品制限・出品規制|規制商品・解除方法を紹介

amazonで商品を販売する際、一部に出品制限・出品規制がかかっているので注意しましょう。該当商品は、制限を解除しないと出品できません。

特に、メーカー品やブランド品は規制の対象になるので注意しましょう。

イーリス
イーリス
そこで今回は、amazonの出品規制について解説します!具体的な商品例や、解除方法を紹介するので参考にしてくださいね!

【この記事をまとめると】

amazonの出品制限について!

  • アカウントによって制限・ブランドが異なる
  • 中古コンディションでも制限がかかっているものがある
  • 解除できない商品もある

amazonで出品制限・出品規制がかかっている商品一覧!

  • メーカー品全般
  • CD/DVD
  • ゲーム関連

※一部商品です

amazonで出品制限を解除する方法!

  1. 専用書類を用意する
  2. amazonに提出して審査をとおす
  3. 審査に通過すれば制限解除
目次

Amazonの出品制限とは?基本情報を紹介!

amazonには、一部商品の出品制限がかかっています。その多くは、新品コンディションです。

出品制限・出品規制がかかっている商品は、セラーセントラルで商品登録をしようとすると、以下の画面が出てきます。

”出品許可を申請”というボタンが出てきた場合は、許可されない限り販売できません。また、出品制限がかかっている商品の特徴を挙げると、以下のとおりです

【出品制限がかかっている商品の特徴】

  • アカウントによって制限商品・ブランドが異なる
  • 新規アカウントはほとんどの商品・ブランドが制限されている
  • 中古コンディションでも制限商品はある
  • 制限が解除できない商品も多い

いずれも、amazonで出品をする場合は必要なことなので、それぞれ押さえておきましょう。

アカウントによって制限商品・ブランドが異なる

amazonで出品制限・出品規制されている商品は多く、以下のようなものは特に規制される印象。

【出品制限・出品規制される商品】

  • 独占販売されやすい商品
    ※トレンド商品・転売系の商品に多い
  • メーカー販売品
  • 有名ブランドの商品
    (例:アディダス、ナイキなど)

このような商品は、基本的に制限がかかっており、解除しない限りは販売できません。しかし、制限がかかっているかどうかは、アカウントによって異なります。

当編集部では、一部amazonのコンサルをしていますが、新規アカウントを作成した際に、以下のような結果になったことがあります。

【出品制限・出品規制について】

  • アカウントA:アディダスの出品・販売ができない
  • アカウントB:アディダスの出品・販売ができる

このように、アカウントによって制限・規制がかかっているかが異なっていました。アカウント作成時によって決まるので、商品登録をしたときにわかるパターンです。

新規アカウントはほとんどの商品・ブランドが制限されている

amazonに商品を販売する際は、セラーアカウントを作成する必要があります。しかし、2022年以降にアカウントを作成する人は、ほとんどの商品・ブランドに制限がかかっています。

そのため、すでに仕入れていた商品も、制限によって出品できないかもしれません……。数年前までは、制限なくどの商品も出品・販売できていましたが、以下のような背景から規制が厳しくなりました。

 

amazonで制限が厳しくなった理由

  • 高額転売が横行したから
  • 偽物を販売する人が増えたから

どちらも、出品制限・出品規制が増えた理由に起因していますが、高額転売が横行したことが一番の理由です。記憶に新しいのは、感染症時の任天堂Switchの買い占め・高額転売。

定価32,000円程度の商品が、一時的に80,000円台まで跳ね上がりました。以前は、任天堂の出品制限を解除していれば出品できましたが、2022年現在では一切の出品・販売が禁止されています。
(どのコンディションでも)

2017年以降に規制が厳しくなったので、それ以前にアカウントを作っていた人なら、制限なく緩く販売できています。しかし、2022年以降にアカウントを作成する場合は、どの商品ももれなく制限がかかっています。
(特に新品コンディションの商品は)

イーリス
イーリス
そう考えると、amazon物販に新規参入するのは厳しそうだね……。実際、楽天やYahoo!ショッピングに出品する人も増えてるみたいだし!

中古コンディションでも制限商品はある

本来、出品制限がかかっている商品は、新品コンディションのものがメインでした。しかし、商品によっては中古コンディションでも制限商品はあります。

よく、出品規制や出品制限について書かれている記事を見ると、誤った情報が書かれているので要注意です!一般的に規制されている商品は、以下のとおりです。

中古コンディションで制限されている商品

  • 人気ゲーム機
    (例:Switch、PS5など)
  • アパレル品全般
  • ブランド品全般

このほかにも、トレンドになりやすい商品は、一時的に規制されることがあります。フィギュアやおもちゃなどが対象となりやすいので、中古仕入れを検討している人は注意しましょう。

商品を仕入れる前に、一度セラーセントラルで確認してから仕入れることをおすすめします。

制限が解除できない商品も多い

Amazonでは、出品制限を解除できれば、そのジャンル・メーカーの仕入れができます。以前までは、規制がかかる前に出品履歴があるメーカーであれば、制限の解除なく出品できました。

しかし、2022年以降にアカウントを作成しようとする場合、どのアカウントにも規制がかかっています。販売をする場合は、制限を解除する必要がありますが、解除できない商品も少なくありません。

一般的に、解除できないとされている商品は、メーカーの販売証明書が必要な商品です。
(具体例を挙げると以下のとおり)

【メーカーの販売証明が必要な商品】

  • 有名メーカーの商品
    (例:ナイキ、アディダス、任天堂など)
  • ブランド品
  • アパレル品
  • 人気のおもちゃメーカーおよびシリーズ

これらの商品は、メーカー規制を解除するために、販売証明が必要です。販売証明とは、メーカーが直接セラーに販売を許可する証明書のことを指します。

正規代理店や旗艦店だと、メーカーの許可も受けやすいですが、個人セラーが許可を受けるのは難しいです。以前は、卸売店の販売証明書や請求書などで、規制解除ができたそうですが、現在はできません。

こちらは、任天堂の商品を販売しようとするときに出てくる画面です。この場合、卸業者からの請求書を提出すれば解除できます。

ただ、商品によっては両方の書類の提出を求められることがあるので注意しましょう。

Amazonで出品制限・出品規制がかかっている商品例!

2022年以降にAmazon物販を始めようと思っている人は、正直注意が必要です……。というのも、出品できるものが非常に少ないからです。

ほとんどの新品商品に規制がかかっているため、商品を仕入れる場合は中古コンディションメインになります。制限・規制がかかっている商品は複数ありますが、仕入れることが多いジャンルを挙げると以下のとおりです。

Amazonで出品制限・出品規制がかかっている商品例

  • CD/DVD
  • 食品
  • ゲーム関連※一部
  • アパレル品
  • ブランド品

これらの商品は、制限が解除しづらいジャンルでありながら、案外仕入れることが多いものばかりです。最近では、ヤフオクやメルカリに流す人も多いので、万が一仕入れた場合は、そちらに出品することも検討しましょう!

CD/DVD

CDやDVDは仕入れる人が多いジャンルで、中古せどりに使えることから、Amazonに販売しようとする人も多いです。しかし、残念ながらいずれの商品もAmazonでは出品制限・出品規制されています。

以前までは、許可なく出品できていましたが、海賊版の販売をするセラーが横行したため、2022年以降は出品できないようになっています。

ただ、Twitterを見ると、いまだに海賊版のCD・DVDが販売されているようです。過去に販売実績がある人や、2016年の規制以前にアカウントを取得していた人は、現状でCD・DVDの販売ができます。

しかし、海賊版が横行している商品は、基本的に制限の解除ができないので注意しましょう。

食品

Amazonでは、食品衛生法の観点から、一部の食品の仕入れ・販売を制限しています。公式のガイドラインでは、以下のように書かれていました。

食品衛生法を含む法規制・行政解釈・ガイドライン等で要求されている表示および包装が適切になされ、適切に調理、密封された食品および飲料。商品は、腐敗、溶融、損傷などを避け、食品の品質と安全性を守るため適切に保管・出荷される必要があります。

引用:Amazon制限対象商品(食品&飲料)より

簡単に説明すると、未開封の新品食品のみ、出品を受け付けるというものです。すべての商品が規制されておらず、以下の商品のみ規制されています。

【Amazonで規制されている食品一覧】

  • 食品衛生法・食品表示法に該当しない輸入食品
  • 保存期間が短い食品・飲料
  • 腐敗・変質する恐れがある飲料
  • 正式な許可なく製造された酒類
  • 賞味期限、消費期限が切れた食品
    (45日未満のものはFBA納品できない)
  • クジラ肉、イルカ肉、サメ肉などの食品

これらの食品は、いずれも販売できないので注意しましょう。食品せどりとして、食品を仕入れる人は多いですが、そもそも納品できない商品も多いため注意しましょう!

ちなみに、メーカー販売品は、上記の規制に該当していなくても、販売ができないので注意しましょう。
(例:味の素、キューピーなど)

万が一、メーカー品の規制が解除できて、公式よりも安い値段で販売した場合は、メーカーから直々に出品取り下げの連絡が来ます。

イーリス
イーリス
メーカーからすれば、自社製品が売れないことにつながるからね……。この辺も気を付けて、商品を仕入れていこう!

ゲーム関連※一部

ゲームソフトは、商品単体ではなく、メーカー制限がかかっていることがほとんどです。新品・中古問わず、メーカー制限を解除しないと、どの商品も販売できないので注意しましょう。

以前は、中古コンディションなら許可なく販売できましたが、度重なる高額転売が相次いで、どちらのコンディションも規制されました。

ゲーム機が対象でしたが、最近ではゲームソフトでも規制されています。規制されているメーカー例を挙げると、以下のとおりです。

【ゲーム関連で規制されているメーカー】

  • 任天堂
  • ソニー

その他にも、有名メーカーの場合は、販売規制を解除しない限りは、出品できないので注意しましょう。

ちなみに、Switchを現時点で出品しようとすると、このような画面が出てきます。”出品許可を申請”というボタンを押せば、以下の画面に移動します。

任天堂の規制を解除する場合は、メーカーか卸業者が発行した請求書か、販売許可証明が必要です。

前者の場合は、卸業者なら発行してもらえるチャンスがありますが、書面での発行が厳しくなったことから、対応してくれる業者はまれです。

アパレル品

アパレル品は、CD・DVD同様に、偽物商品が多く流通しているため、販売規制されています。有名ブランドなら、間違いなく規制されているので注意しましょう。

具体例を挙げると、以下のとおりです。

【アパレル品で規制されているメーカー・ブランド】

  • a bathing ape
  • アディダス
  • ナイキ
  • Supreme
  • カナダグース
  • オロビアンコ
  • パネライ

これら以外にも、一般的にブランドがついているアパレル品は、販売できません。ただ、Amazonには一部アパレル品が販売されています。

これらの商品は、ノーブランド品かOEM商品です。新しく商品を作って、Amazonに新規出品しているものなので、販売規制の対象ではありません。

しかし、以下のような商品は、Amazonのガイドラインに引っかかるのでNGです。

【Amazonのガイドラインに引っかかる商品】

  • ○○風の商品
  • 商標権・著作権を侵害するような商品
  • そのほか偽物を連想させるような商品

このような商品は、いずれも販売規制がかかる商品なので注意しましょう。以前は、ノーブランド品としてAmazonに販売されていましたが、規制が厳しくなりなくなっています。

中国輸入仕入れ商品にはよくありがちなジャンルなので、商品を仕入れる際は要注意です。

ブランド品

アパレル品に関連して、ブランド品の販売もAmazonでは規制されています。有名なラグジュアリーブランドは基本的に規制されており、以下が該当します。

 

【ブランド品で規制されているジャンル】

  • GUCCI
  • LV
  • Chloe
  • PRADA
  • FENDI

これら以外にも、有名なブランドはいずれも規制の対象です。仮に商品を販売する場合は、請求書とは別に販売証明書が必要となります。

こちらが、実際の販売申請の画面ですが、いずれも出品許可が必要なことがわかります。先ほども触れましたが、個人のセラーが販売許可書をメーカーから受けるのは不可能です。

そのため、ブランド品もアパレル品も、Amazonでは販売できないものだと思いましょう。

Amazonにある出品禁止商品一覧!

Amazonには、そもそも販売できない商品があります。出品制限以前に、出品そのものができないため注意しましょう!

複数の商品が該当しますが、以下の商品が挙げられます。

Amazonの出品禁止商品一覧!

  • 公序良俗に該当する商品
  • 真贋品
  • 海外輸入の医薬品・サプリメント
  • 危険物

仕入れる可能性があるとすれば、真贋品やサプリメントですね。一部、販売できない商品があるため、事前に把握しておきましょう。

公序良俗に該当する商品

Amazonでは、公序良俗に反する商品の販売を一切禁止しています。これは、Amazonに限らず、どの販売プラットフォームでも販売できないので、注意しましょう。

該当する商品は複数ありますが、具体的には以下のとおりです。

 

【公序良俗に反する商品の例】

  • アダルトグッズ
  • アダルトビデオ
  • アダルトトイ
  • 同人誌

これらの商品は、いずれも販売規制がかかっている商品です。ただし、一部条件を満たせば、一部の商品なら販売できます。

2022年時点で、規制されている商品は以下のとおりです。

 

出品禁止商品例(公序良俗の商品)

  • 同人誌
  • Amazonでアダルトフラグが設定されていない商品
  • 性器などが露出している商品
  • セックスドール
  • わいせつ物と考えられる商品
  • 同意のない性交渉、性的虐待を連想させる商品

簡単に説明すると、法的にアウトな商品や、暴力を連想させるような商品は販売できないようになっています。しかし、アダルトトイや媚薬などのグッズなら、審査にとおる可能性が十分あります。

真贋品

Amazonでは、真贋品の販売を全面的に禁止しています。ブランド品のパートでも紹介しましたが、正規品の商標権や著作権を侵害するような商品はNGです。

例えば、Amazonに販売されていた以下の商品。

ポケモンのAirpodsケースとして販売されていますが、メーカーには無許可で販売された商品です。このような商品は、Aliexpressやタオバオなどから中国輸入できます。

販売価格は999円ですが、大量受注を条件に仕入れると、1個あたり100円以下で仕入れられるとか。悪質な物販コンサルでは、ノーブランドで新規出品をさせて、ガイドラインをかいくぐろうとする人もいるようです。

たしかに、上記の商品は画像がポケモンを連想させるだけで、タイトルや説明文には、一切ポケモンを連想させる言葉が入っていません。

しかし、昔に比べると販売規制も激しくなったため、ほとんど販売されていません。

海外輸入の医薬品・サプリメント

Amazonでは、医薬部外品に該当するサプリメントや、消毒液などの販売は可能です。しかし、以下の商品は販売規制されているので、注意しましょう。

販売規制されている医薬品・サプリメント

  • 海外輸入のもの
    ※医薬部外品でもNG
  • 医薬品に該当するサプリメント

海外輸入品のサプリメントは、医薬部外品でもNGです。販売する際は、検疫所の許可が必要となります。

その販売許可も、個人が取得できるようなものではなく、薬剤師や薬局などが取得できるものです。つまり、事実上仕入れができない商品なので注意しましょう。

さらに、Amazonでは医薬品に該当するサプリメントの販売も禁止されています。

通常、サプリメントは”医薬部外品”として販売されています。医薬品成分が入っていないサプリメントが、医薬部外品に該当します。

しかし、一部では”第二類医薬品・第三類医薬品”などに該当するものも少なくありません。

美白系のサプリや、コレステロール値を下げるようなサプリだと、一部医薬品に該当します。商品の登録すらできないので、販売することはないと思いますが、仕入れる恐れがあります。

これを避けるためにも、サプリメントを仕入れるときは、医薬品に該当していないかどうか確かめて仕入れましょう。

危険物

Amazonでは、危険物の販売が禁止されています。危険物に該当する商品は複数ありますが、仕入れる恐れがあるものも一部存在するので注意しましょう。
(具体例を挙げると以下のとおり)

危険物に該当する商品

  • タイヤケ用品
  • オイル
  • 鉛蓄電池
  • ベビーケア用品
  • アルコール消毒液
  • スプレー式制汗剤、ヘアスプレー
  • 香水、エッセンシャルオイル
  • 充電器・バッテリー
  • リチウム電池
  • スピーカー

いずれも、仕入れる可能性がある商品です。発火性があるものや、輸送しているときに爆発の危険があるような商品は、基本的にどの販売プラットフォームでも販売できません。

Amazonで出品制限・出品規制の商品を確認する方法!

これからAmazonに販売しようと思っているなら、仕入れる前に商品が出品できるかどうかを確認しておきましょう。確認方法は複数ありますが、もっとも簡単なのはセラーセントラルで商品登録をすることです!

セラーセントラルの商品登録を開くと、検索ボックスが出てきます。ASINコードを入力して、該当する商品を検索しましょう。

通常の商品なら、以下のような画面が表示されます。

商品の登録画面が出てきたら、出品できる商品です。しかし、以下の画面が表示された場合は、出品制限・出品規制がかかっている商品なので注意しましょう。

この場合、出品許可を申請しないと商品の登録ができません。また、Amazonの出品制限には、カテゴリで制限がかかっているケースと、メーカーで制限がかかっているケースの2パターンあります。

この商品の場合は、ブランド名(メーカー)で制限がかかっているので、必要書類を提出して解除する必要があります。

基本的に所定の手続きを進めれば、解除できます。しかし、メーカーによっては請求書と販売許可書の2つを求めてくるケースもあるようです。

この場合、先ほども解説したように、解除は非常に難航します。解除に労力を割くなら、別の商品を販売して利益を出したほうが吉ですよ!

Amazonで出品制限を解除する方法・手順!

Amazonで、出品制限がかけられていたとしても、解除すれば普通に出品が可能です。解除手順はそこまで難しくなく、以下のとおりに進めれば問題ありません!

Amazonで出品制限を解除する方法・手順

  1. 必要書類を用意する
  2. amazonに提出して審査する
  3. amazonから出品許可を得て出品

ある程度販売実績がある人なら、申請ボタンを押すだけで解除できることもあるようです。

有名メーカーの規制も解除できるようなので、Twitterをチェックして情報をつかんでおきましょう!

1.必要書類を用意する

amazonで、出品制限・出品規制を解除するためには、必要書類を用意しなければなりません。解除する商品にもよりますが、以下が該当します。

amazonの規制解除で必要な書類一覧

  • メーカー・卸業者が発行した請求書
  • メーカーの販売証明書

片方が求められるケースもあれば、両方の提出が必要なケースがあるので注意しましょう。領収書やレシートで解除できたという情報もありますが、基本的には請求書で解除する必要があります。

メーカーの直仕入れをしているなら、メーカーに問い合わせて請求書を用意してもらいましょう。卸業者から仕入れた場合も、同様に問い合わせて用意してもらいます。

この書類は、商品が正規ルートから仕入れているものかどうかを示すものです。そのため、請求書には仕入れた商品と仕入れ先が正しく書かれている必要があります。

一部では、ビックカメラやヨドバシカメラなどで請求書の発行をしていたそうですが、お店の方針から個人のセラーには発行しなくなったそうです。

イーリス
イーリス
現状でできるのは、卸業者の請求書だけってことだね~!

2.amazonに提出して審査する

必要書類を用意したら、amazonに提出して審査をします。その際、連絡先が必要になるので、メールアドレスと日中連絡が取れる電話番号を用意しておきましょう。

通常、出品制限の審査は、1~2営業日で完了します。しかし、以下のような不備があると審査に時間がかかるので要注意です。

 

【amazonの出品制限審査に時間がかかるケース】

  • 書類に不備があった
    (例:必要な項目が記載されていなかった、別の書類だったなど)
  • 間違えて書類を提出した
  • 請求書・販売証明書以外を提出した

特に多いのが、請求書に不備があったケースです。amazonの出品制限を解除するためには、”正規ルートで仕入れた証明”が必要です。

その際に必要になってくるのが、仕入れ先の情報(住所・店名など)と、制限を解除したい商品名。仮に、商品名が”特A””家電A”などわからないものだと、解除できないので注意しましょう。

3.amazonから出品許可を得て出品

無事、審査に通過すれば、出品制限が解除されて出品ができます!新品・中古のいずれも販売ができるため、販売できる幅が広がります!

しかし、審査に通過しても、アカウント開設1年未満の人は真贋調査に注意しなければなりません。真贋調査とは、商品が正規品かどうか確かめるための調査です。

調査されるケースは複数ありますが、以下のケースがほとんどです。

【amazonから真贋調査が来るケース】

  • 真贋品を販売した
  • ユーザーから通報された
  • ランダムチェック※最も多い
    (アカウント開設1年未満のアカウントに多い)

アカウントを開設して1年未満のアカウントの場合、新品コンディションで商品を販売していると、ランダムチェックが来る可能性があります。

解除には、出品制限を解除した際と同様の書類が必要ですが、ランダムで商品が選択されるので、都度用意しなければなりません。

これを避けたいなら、メーカーの制限を解除しても、1年経過するまでは中古メインで商品を販売していくことです!

まとめ【Amazonの出品制限・出品規制はかなり厳しい!】

Amazonは、商品によってさまざまな制限がかけられています。当編集部でも、物販についてさまざまなリサーチをしていますが、数年前に比べると格段に厳しくなりました。

以前は普通に販売できていた商品でも、制限を解除しないと販売できません。理由は複数ありますが、具体的には以下が挙げられます。

【amazonで制限・規制が厳しくなった理由】

  • 高額転売が増えたから
  • 独占販売が増えたから
  • 偽物・海賊版の出品が増えたから

感染症の影響で、物販を始める人が増えたのは事実です。高額転売や、ルールを守らない転売で、規制商品も増えた印象です。

また、偽物商品の流入も影響しています。正直、今からamazon物販を始める場合は、既存の商品を仕入れるよりも、OEM・ODMに力を入れたほうが無難です。

あるいは中国輸入をして、商品の新規登録をするかですね……。制限・規制もかからないエリアで戦えるので、十分利益が出せますよ!

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