【非常に重要】Amazonのショッピングカートの獲得について解説

Amazonで商品を販売する場合、カートボックスを獲得することが非常に重要になります。

カートボックスを取得した状態というのは、次のような状態です。

つまり、商品の販売ページのトップに自分のストアが出ている状態です。カートボックスを獲得していると、「この商品は、(自分のストアの名前)が販売し、Amazon.co.jpが発送します」と表示されます。

この状態で購入者が右上の「ショッピングカートに入れる」をクリックすると自分のストアから商品が買われることになります。

ショッピングカート取得者以外から商品を買うには、出品者一覧を見なくてはいけませんから、ほとんどの購入者はカートボックスに出品しているストアから買います。

したがって、Amazonでカートボックスを獲得すると、圧倒的に商品を購入されやすくなります。

 

こちらの記事では獲得できる条件や獲得率についてお話します。

 

目次

カートボックスを獲得できる条件について

 

では、どうすればカートボックスを取得することができるのでしょうか。その条件は以下の通りです。

①価格

価格はカートボックスの獲得に影響します。そのため、現在のカートボックス取得価格から大きく離れるとカートボックスの獲得は難しくなります。

ただ、最安値がカートボックスを取得できるとは限りませんので、無理に安くする必要はありません。

私の今までの経験では、商品の単価次第です。販売価格が1000円~5000円くらいまでは、FBA最安値から100円以上離れると厳しいですが、1万円を超える商品の場合、FBA最安値から100円以上離れてもカートは取れます。

なお価格設定は、Amazonポイントも含めて考えましょう。

 

例)価格8,500円 ポイント850ポイントの場合7650円が最安値と考える

 

しかし、カートを獲得したいがために最安値よりどんどん下げる価格競争はやらないようにしましょう。

 

②顧客満足指数

顧客満足指数は、以下の6項目で決まります。

 

  1. 注文不良率
  2. キャンセル率
  3. 出荷遅延率
  4. ポリシー違反
  5. 回答時間
  6. 評価

注文不良率・キャンセル率は、返品されたり、クレームが来ると評価が下がります。

出荷遅延率は、自分で商品を発送している人以外は関係ありません(自分で発送する人はなるべく早く出荷できるようにしなければいけません)。

ポリシー違反は、Amazonのポリシーに違反するような商品を出品した場合などに評価が下がります。

回答時間は、お客様からのメッセージへの回答時間です。基本的に24時間以内に返信しましょう。
評価はもっとも大事なものです。評価数は売り上げ以上に大きく影響します。

 

③在庫数

商品の在庫数もカートボックスの取得率に影響すると言われています。

また、同ジャンルの関連商品を販売していて、その関連商品の在庫を持っているかどうかもカートボックスの取得率に影響します。

さらに、Amazon.co.jpで出品している期間や取引数も関係があります。

その点、初心者が出品する場合は不利ですが、他の要素次第で新規出品者でもカートボックスは充分に獲得できますから安心してください。

ただ、出品形態が大口出品でなければカートの獲得はできません。

 

また、当然、自分で出品している人よりもFBA出品者のほうが断然、有利です。

新規出品者でもFBAを利用していて、最安値付近であれば、ショッピングカートは獲得できるでしょう。

 

カートボックスの取得率の確認

 

カートボックスは 3人まで獲得できます。

 

カートボックスの取得率は、セラーセントラルから簡単に確認できます。

やり方は次の通りです。

 

  1. セラーセントラルの上部「レポート」をクリック
  2. 「ビジネスレポート」をクリック
  3. ASIN別「(新)商品別詳細ページ売り上げ・トラフィック」をクリック

 

表を見るとわかりますが、ここでいろいろなデータを確認することができます。

カートボックス取得率が低い商品は、何らかの原因がありますので、それを改善する必要があります。

セッション(アクセス)が多く、カートボックス取得率も高いのに売れていない商品は、価格に問題があると考えられます。まずは価格の調整をすることから始めましょう。

 

まとめ

 

同ページでの出品(相乗り販売)ではショッピンカートの獲得は非常に重要になってきます。

基本的にFBAの利用に加えて

 

  • 大口出品登録
  • プライム配送
  • 販売価格は最安値付近

 

をしていればさほど心配する必要はありません。

しかし、早く商品を売りたいからどんどん価格を値下げする行為は行わないようにしましょう。

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