【2021年版】FBA納品のダンボールサイズと重量超過について徹底解説【保存版】

Amazon転売を外注化する方法として最も簡単なのが、FBA納品サービスです。

Amazonが、”梱包・発送・購入後サポート”などを代行してくれるサービスであり、利用している人も多いでしょう。

 

Amazonの倉庫に納品すればいいですが、納品時の段ボールサイズで悩む人も少なくありません。

 

「FBA納品に使う段ボールは何を選べばいい?」

「段ボールサイズはどのくらいがベスト?」

「ルールを超過したらどうなるの?」

 

大量の商品を納品する場合は、大きめの段ボールを使う人もいると思いますが、規定サイズを超過しないようにしましょう。

納品が拒否されてしまい、無駄に送料を負担しなければなりませんよ…
※詳しい内容は後述します

 

よくわかる解説

  • 規定サイズを守らないと返品される
  • 状況次第では3倍の送料負担がかかる
  • サイズを守って転売するべき
目次

Amazonの配送要件を簡単におさらい!

FBA納品をする際ですが、それぞれ段ボールの規定が決まっています。

複数の規定が存在しますが、Amazon転売では小型~大型までしか使わないので、それぞれ覚えておくと良いでしょう。

 

 

この様に記載されていますが、規定サイズを超えなければ問題ありません。

小型・通常サイズのマックスは、「高さ50センチ×横幅60センチ×立幅50センチ」なので、以下の段ボールがギリOKです!

 

サイズが良くても、重量が超過していると大型サイズとして送ることになるので注意しましょう。
※余分に送料がかかります

大型サイズの場合は、以下の段ボールがベスト。

 

 

必要経費として落とせるので、購入するのもありです◎

ちなみに、納品時の段ボールはそのままお客様に届けられるわけではないので、スーパーなどのものでもOKです!
※ホームセンターは大きめのものがあるのでオススメ

FBA納品で許可されている段ボールサイズを紹介!

FBA納品をする際は、商品一つあたりに送料がかかってしまいます。

10個の商品を納品するとして、10個別に送ってしまうと10個分の送料がかかってしまうのです。

 

これではもったいないので、段ボールにまとめて納品すると良いです。

すると、段ボール1箱分の送料しかかかりませんよ◎

 

現段階で、Amazonで定められている規定は以下の通りです。

 

【小型・標準サイズの場合】

  • 大きさ:「高さ50センチ×横幅60センチ×立幅50センチ」以下
  • 重さ:30キロ以下

【大型サイズの場合】

  • 大きさ:寸法の合計が216センチ以内
    ※それぞれの辺のサイズは関係ない
  • メーカー専用箱の場合:
    「高さ95センチ×横幅69,9センチ×立幅50.9センチ」以下
  • 重量:40キロ以下

 

これらの基準が定められています。

小型と大型の違いをいうと、サイズと重量ですね!

 

小型・標準の場合は、1辺の長さが決まっており規定サイズ以外は納品が拒否されてしまいます。

大型サイズは、寸法の合計が216センチ以下であれば問題ありません。

 

一辺の長さは関係ないので、規定に収めるようにしましょう。

小型・標準サイズ編

FBA納品可能な段ボールですが、大きく分けて二つのサイズがあります。

”小型・標準サイズ””大型サイズ”の二つがありますが、それぞれの規定サイズを詳しく紹介しますね!

 

まず、小型・標準サイズの段ボールは、160サイズまで納品が認められています。
※50×60×50センチ

ネットで「160サイズ ダンボール」で検索すると、規定サイズのものが出てきます。

 

 

送料をかけずにスマートに送りたいなら、スーパーの段ボールのように不揃いのものではなく、均等の大きさのものをチョイスしましょう◎

しかし、サイズを超過しなくても、詰め込みすぎると重量オーバーしてしまうこともあります。
(規定重量は30キロ以下)

 

160センチの段ボールは、入れられる商品が限られているので、超過することはほとんどありませんが、小さめの商品を大量に納品する場合は別です。

 

 

例えば、漫画本のセットを納品する場合は、160センチサイズのものに150冊程度は普通に入ります。

単行本1冊当たり重さが150~200gなので、150冊も詰め込んでしまうと重量オーバーしてしまいます…

 

その他の商品を例に挙げると、以下の通りです。

 

  • 美容液・化粧水
  • 飲料水
  • ダンベル
  • スチールラック
  • 小麦粉・白玉粉等

 

コンパクトに収まっていますが、意外と重さがあるようなものは、小型・標準サイズに適していません。

さらに、FBAに納品する送料はこちらが負担しなければならないので、大きめの段ボールだと送料がかかります。

 

 

日本郵政を例に挙げると、都内から大阪の倉庫に納品する際は、サイズによって差があります。

マックス160サイズまで送れますが、120サイズのほうが送料は安いです。
※差額470円

 

一度に少量しか納品しない場合は、小さめの段ボールのほうがオススメですよ◎

ちなみに、160サイズの段ボールは複数存在します。

 

 

このような縦長のものも、160サイズですが既定の辺の長さを満たしていないので、納品できません。

返品される可能性が高いので、規定サイズのものを選ぶようにしましょう。

大型サイズ編

次に、大型サイズです。

大量に商品を仕入れた場合は、大きめの商品を仕入れた場合は、大型サイズの段ボールを使うと良いでしょう。

 

小型・標準サイズに比べると、大型サイズは合計で決まります。

規定サイズは、216センチ以内と決まっているので、多少は融通が利きます。

 

 

「大型サイズ 段ボール」で検索すると、このように商品が表示されます。

200サイズの段ボールなら、規定サイズを超えないので安心です◎

 

しかし、小型・標準サイズ同様に、重量オーバーだけには気を付けましょう。
※40キロ以下が規定量です

納品する商品にもよりますが、30個の商品を仕入れたとして、以下の条件でFBA納品する場合。

 

  • 140サイズ×3個=5,874円
  • 200サイズ×1個=4,138円

 

佐川急便を使ったときの料金ですが、200サイズ1個で納品したほうが若干お得になります。

しかし、サイズ超過で送れない場合は、段ボールを分散して送ったほうが安心です◎

 

 

また、テレビやモニターなどの商品を納品する場合は、規定サイズを満たしている場合のみ、そのまま納品が可能です。

「高さ95センチ×横幅69,9センチ×立幅50.9センチ」こちらの条件を満たしていれば、納品できますよ!
※事前にサイズを測っておくとスムーズです

 

要注意!FBA納品時の禁止事項とは?

FBA納品をする際ですが、それぞれ禁止事項があるので簡単に紹介しますね!

納品する際に、拒否されるのはサイズ超過・重量超過だけではありません。

 

  • 段ボールの一部が破損している・敗れている
  • 商品情報が記載されていない※ラベル貼り付け
  • 重量超過の記載がない※15キロ以上の場合
  • 自分で加工した段ボール
  • 段ボールを別のもので蓋をしているもの
  • 素材の強度が悪く正しく梱包されていない

 

これらに該当するものは、納品が拒否されてしまいます。

イメージがわかない人も多いと思うので、拒否される例をいくつか紹介しますね!

 

 

まず、こちらの段ボール。

全体的に破損があるので、規定サイズを満たしていても納品を認められません。

 

 

さらに、より多くの商品を納品しようとして、自分なりにカスタムした段ボールもNGです。

強度が低いことが理由で、納品が拒否されてしまうので注意しましょう。

 

 

また、こちらの無地の段ボールで納品する場合は、段ボールに以下の情報を記載しましょう。

 

無地段ボールの納品方法

  • 商品名
  • 数量

 

手書きでするのも面倒だと思うので、FBA納品時に使うラベルを使って代用しましょう。

どの段ボールでも、ラベルを張り付ける必要がありますが、納品時に必要です。
※ない場合は返品されます

 

商品の品目については、配送会社の伝票に書いてるので問題ありません!

ルールを守らずに納品した場合は?

FBA納品をする際は、既定のルールにを守って納品しなければなりません。

しかし、一度にまとめて配送をしたいと思った場合、ルールを破って納品する人も少なくないようです。

 

ただ、ルールを守らずに納品した場合は、以下のような罰則が科せられる可能性があるので注意しましょう。

 

ルールを守らずに納品した場合

  • 重量が超過すると納品拒否
  • 規定外の段ボールは着払いで返品

 

送料が3倍になる可能性もあるので、注意点をしっかり把握しておきましょう◎

重量が超過すると納品拒否

FBA納品をする際ですが、サイズが規定を満たしていたとしても、重量制限にかかってしまうと納品が拒否されます。
※小型標準30キロ以下、大型40キロ以下

ちなみに、15キロを超過する荷物には、FBA納品にかかわらず重量超過のシールを貼る必要があります。

 

 

シールがない場合は、手書きでも構いません。

こちらのシールは、Amazonで購入できるので、大量に仕入れた場合は合わせて購入しておくと良いでしょう。

 

また、Amazonの規定を満たしていたとしても、運送会社の重量制限を越していると配送そのものができません。

 

  • ヤマト宅急便:重量制限25キロ以内
  • ゆうパック:重量制限25キロ以内
  • 佐川急便:受領制限30キロ以内

 

宅急便として送る場合は、これらの範囲で行う必要があります。

超過しても荷物を送ることができますが、通常よりも送料が高くなるので注意しましょう。

規定外の段ボールは着払いで返品

FBA納品をする際の段ボールは、規定サイズが決まっています。

重量も決まっているので、その範囲内で送らなければなりません!

 

しかし、人によっては”少しならバレないよね!”と思って、規定サイズ以外の段ボールで送る人もいます。

この場合、納品が認められず返品されるので注意しましょう。

 

それだけならまだしも、着払いで送られてくるので要注意です!

160サイズの段ボールを日本郵政を使って3つ納品した場合を、例に挙げて紹介しますね!
※東京大阪間

 

  • 初回納品時送料:6,480円
  • 返品時送料:6,480円
  • 再納品時送料:6,480円

 

納品がキャンセルされてしまうと、三倍の送料がかかってしまうのです…

本来は、6,480円でよいところを19,440円も負担しなければなりません。

 

最近では、感染症の影響も含め、送料が値上がり傾向にあります。

ただでさえ送料が高いのに、三倍の送料を支払うことになるのは勿体なさすぎますよ…

 

また、送料が三倍になるだけではなく、繰り返し規約を違反しているとFBA納品そのものができなくなります。
※FBA倉庫への納品禁止制度

Amazonでは、FBA納品前提のようなイメージがありますし、納品できなくなるのは死活問題です。

 

機会損失をしないためにも、ルールはしっかり守りましょう。

まとめ

FBA納品する際に、既定の段ボールサイズについて解説しました。

改めて規定量を紹介すると、以下の通りになります。

 

【小型・標準サイズの場合】

  • 大きさ:「高さ50センチ×横幅60センチ×立幅50センチ」以下
  • 重さ:30キロ以下

【大型サイズの場合】

  • 大きさ:寸法の合計が216センチ以内
    ※それぞれの辺のサイズは関係ない
  • メーカー専用箱の場合:
    「高さ95センチ×横幅69,9センチ×立幅50.9センチ」以下
  • 重量:40キロ以下

 

規定サイズさえ守っていれば、納品NGになることはありません。

確実なのは、市販の段ボールを購入して納品することです。

 

ルールを守らずに納品すると、最悪のケースではFBA納品が今後一切できなくなることもあります…

あまりにもリスクが大きすぎますし、無駄に送料を負担しないためにも、規約を守った配送が重要です!

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