物販ビジネスにおいて重要な目標設定について【成果がでる人とでない人の違い】

やみくもにリサーチや仕入れをして、思うように成果がでない人もいるのではないでしょうか?
「頑張っても成果がでなくてモチベーションが保てない」
「リサーチに時間がかかりすぎて利益がとれない・・・」
「仕入れているけど全然目標達成できない」
目的や目標がハッキリしていないと、効果的に行動することは難しいでしょう。
成果をだしている人の特徴は明確な目標設定をしていることです。
その上で数字を整理し、行動に移すことが重要なポイントになります。
今回は成果をだすための目標設定や考え方を解説していきます!

目標設定で大切なこと
リサーチや仕入れをする前に、目標設定をする事が非常に重要と言えます。
この目標設定ができていないと成果がでないと言っても過言ではないほどです。
- 最終的にどれくらい利益がほしいのか
- その利益は何のために欲しいのか
これらが明確な人ほど成功しやすいでしょう。
逆に目標や目的がなく物販をしていたら要注意です!
利益をだすことはもちろん、物販を続けていくためにも目標の設定は重要だということを頭に入れておきましょう。
目標を明確にする
月に30万円利益をだして専業になりたいという人もいれば、副業として5万円ほど稼ぎたいという人もいると思います。
物販を始めたばかりの人は月1万円という目標でも構いません。
まずは目的に沿って目標の金額を設定していきましょう。
そして次は用途を明確にしていきます。
例えば、月に5万円の収入があれば「家賃に充てられる・養育費に使える・貯金ができる」など、目標金額を達成したら何ができるかをイメージしましょう。
この用途が明確になるほど目標を意識して動くことができます。
モチベーションを維持するための工夫
目標を決めたとしても、物販は基本的に一人で作業を進めることが多くモチベーションの維持は困難です。
時間が経つにつれ、億劫に感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「目標・夢リスト」を書いて寝る前、起きた後に確認することです。
毎日目標を目にすることで、「自分が何のために物販をやっているのか」を意識できるのでモチベーションアップにも繋がります。
この「目標・夢リスト」というのは、行動し続けるために必要なものでもあるのでぜひ試してみてください。
目標を達成するためには?
物販は数字が命で、これが全てと言っても過言ではないほど重要なものです。
成果が出る人と出ない人の違いというのは、数字をちゃんと把握できているかという点が大きく関わってきます。
そこで、目標を達成するための3つのポイントを紹介します。
具体的な数字で捉える
「1時間で10件のリサーチができて、そのうち何件メールを送れたのか」というように、行動を具体的な数字でとらえる習慣を身に着ける必要があります。
例としてリサーチしたメーカーにメールをしたひと月あたりの件数をあげてみましょう。
- 今月メールした数:200件
- 返信がきた件数:40件
この場合、返信率は20%です。
返信率としては低い数値で、返信率を上げるためにメールの文面を見直す必要があるといえるでしょう。
数値が低いからその分たくさんメールを送るのではなく、「なぜ返信率が低いのか?」「そのためにできることは何か?」といったように数値から行動に結びつけることも非常に重要なポイントです。
必要な資金を理解する
目標金額には、まずどれくらいの資金が必要なのかを知る必要があります。
Amazon物販において、月の利益が目標30万円と仮定します。
大まかに計算をすると、利益率を20%として30万円の利益を得るためには約150万円の売り上げが必要になります。
また、Amazonで販売するとカテゴリー毎の手数料やFBA手数料があります。
扱う商品によって異なりますが、この手数料を25%とすると40万円です。
つまり30万円の利益を得るためには、80万円分を仕入れて150万円の売上が必要ということが分かります。
さらに厳密にいうと、仕入れた商品を1ヶ月で売り切ることは難しいため、確実に目標を達成するには1.5倍程度の仕入れが望ましいといえます。
今回の例の場合、80万円の1.5倍(120万円)の仕入れを行っていくと、目標金額の30万円を達成できる見込みがたてられるということです。
行動をコントロールする
目標金額に対する仕入れ値を把握した上で、利益を得るためにはさらに数字を細分化する必要があります。
1ヶ月あたり120万円の仕入れをする場合、1週間あたり30万円の仕入れる必要があります。
さらに稼働するのは週5日とすると、1日あたり6万円分の仕入れをしなければなりません。
上記のように数字を細分化し、日々の行動に落とし込んでいく事で計画的に目標を達成することができます。
ただひたすらに行動するのではなく、行動・見直し・改善を繰り返し常に数字を意識していきましょう。
まとめ
やみくもに行動すると、自身がどこに向かっているか分からず成果も実感しにくいでしょう。
まずは目標を明確にしてから、ひとつひとつの行動を具体的な数字で把握することで次のステップに進むことができます。
目標に対して現状を見つめなおし、「どうすればいいのか?」と試行錯誤を重ね続けていく人が成果をあげていく人です。
目標達成に向けて、自身の行動や精神をコントロールしていきましょう。

「利益が少ないから、作業を止めて改善点を探そう」
というように、行動をコントロールしながら数字を意識していきましょう!