Amazon輸入ビジネスとは?メリットや準備について解説
「Amazon輸入とは?」
「Amazon輸入で稼ぐ方法を知りたい!」
この記事は、このような悩みを解決しています♪
Amazonは、せどりには欠かせない販売先になりつつあり、利用している人も少なくありません。
販売手法はさまざまですが、最近では国内販売の規制が厳しくなっている背景から、販売する商品が限られる人も多いです。
そこで紹介したいのは、Amazon輸入という手法の物販ビジネスです!
よくわかる解説
- Amazon輸入は現代の物販ビジネスで最も儲かる
- 円安でも稼げるためおすすめ
- 相場変動によって利益が変動することは少ない
Amazon輸入は超儲かる!どういうビジネス?
Amazon物販で利益を出す場合、国内の仕入れ先から商品を仕入れると思います。
しかし、国内販路ではどうしてもライバルが多いため、価格競争に巻き込まれて、損切をしたり不良在庫を抱えたりすることも多いです。
そういう人におすすめしたいのが、Amazon輸入です!
Amazon輸入とは、海外のAmazonから商品を仕入れて、国内のAmazonに販売することを指します。
具体例を紹介すると、以下が挙げられます。
こちらは、国内のAmazonで販売されていた北米版のゲームソフトです。
価格は、9,440円と割高で、カルト的な人気を集めていることがわかります。
米国版Amazonに、同じく商品が販売されていましたが、以下のとおりでした。
価格帯は49.87ドル+送料7.96円です
2021年7月時点での、ドル円相場が109円なので、日本円に換算すると約6,303円です。
この商品を仕入れて、国内のAmazonで販売すれば、差額分が利益になります。
これが、Amazon輸入の稼ぎ方で、いかに再現性が高いのかがわかります!
米国でしか販売されていない商品は、国内で人気がありそこそこ売れています。
上記の商品を、ERESAで確認するとこのような波形でした。
過去三ヵ月でも、だいぶ商品が売れていることがわかります。
日別販売推移を見ても、定期的に在庫が変動しているため、売れ筋商品だと判断できます。
ただ、価格差がある商品はライバルも多いので、少しでもライバルが少なく独占して販売できるような商品を仕入れることを心がけましょう!
Amazon輸入を実践するべきメリット5選!
Amazon輸入は、それぞれメリットがあります!
個人的には、国内の商品を仕入れて、国内で販売するよりも儲かると思っています。
複数のメリットがありますが、具体的には以下のとおりです!
Amazon輸入をするメリット
- 仕入れリスクが少ない
- 効率よく稼げる
- 円安でも稼ぎやすい
- パソコンがあれば誰でも稼げる
- 回転率が速い
このようなメリットがあり、物販ビジネスで稼ぎたい人にはおすすめです!
リサーチ作業も、慣れてくれば即利益商品が見つかりますし、初心者でも再現性が非常に強いのでおすすめです♪
継続的に利益を出すためにも、リサーチを徹底して、少しでも利益商品を見つけてくださいね!
仕入れリスクが少ない
Amazon輸入のやり方は、非常に簡単です。
通常のせどり同様に、「商品を安く仕入れて高く売る」だけで利益が出せます。
仕入れ先が海外なだけで、それ以外はほかの仕入れ方法と何ら変わりはありません。
輸入と聞くと、難しいイメージがあると思いますが、ただ海外版のAmazonで国内のAmazon同様に購入手続きをするだけです。
なかには、日本への発送対応をしていない商品もありますが、そのような商品は代行業者を使って輸入します。
それに、Amazon輸入は、国内と海外で販売されている同一商品の価格差を利用して仕入れるビジネスです。
通常の輸入とは異なり、よほどなことがない限り相場が大きく変動することはありません。
(例:米ドルが急落する、商品の需要が一気になくなるなど)
このように、リサーチすれば海外限定のソフトは多く販売されています。
特に、ゲームソフトは、国内の規定から若干規制が緩くなっており、シナリオや表現方法が異なるものも多いです。
国内にいるコアなファンは、コレクション目的・プレイ目的など、さまざまな目的で海外輸入品を購入します。
仕入れたところで、ある程度需要がある商品なら、価格差を利用した販売ができますよ♪
変なリサーチをしない限りは、在庫になることもないので安心しましょう!
効率よく稼げる
Amazon輸入のいいところは、販売プラットフォームでAmazonを選択できるところです。
似ているビジネスを挙げると、”刈り取り”が挙げられます。
刈り取りとは、国内で販売されている商品で、相場より値下がりしたものを仕入れて、同じ販売先で再出品するような方法です。
価格差を意識した販売という点では同じですが、Amazon輸入のほうが価格差は大きいです。
それに、Amazonは月間で4,800万人以上のアクティブユーザが訪れるとされています。
そのため、売れ筋商品を仕入れて販売すれば、即売れする可能性も十分あります。
先ほど紹介したゲームソフトは、月間で30本以上売れている超売れ筋商品でした。
ERESAでは、ランキング降下回数が過去30日間で38回を記録しています。
1ヵ月間に38回下落しているということは、低く見積もっても1日に1本売れているという計算です。
Amazon輸入では、このような売れ筋商品をメインに仕入れていきます。
Amazonという巨大な販売プラットフォームを利用することで、回転率が高い効率的な販売が可能です。
出品もそこまで難しくありませんし、アカウントが開設できれば誰でもできます。
国内でもっとも稼ぎやすいプラットフォームで、超売れ筋商品を販売して稼げないわけがありません……。
円安でも稼ぎやすい
国内の輸入ビジネスは、ドル円の相場変動によって稼げるかどうかが決まってきます。
近年、物流が円安傾向にあることから、”欧米輸入”から撤退する人も少なくありません。
数年前の日本を例に挙げると、2013年~2015年は歴史的な円高を記録していました。
1ドルあたり80円というなかで変動しており、海外輸入に最適だともいわれてたほどです。
しかし、2021年7月現在のドル円相場は、1ドル109円です。
極端な話、今の時代15,000ドルの仕入れをした場合、163.5万円の仕入れ値がかかります。
ただ、円高1ドル80円のときに同額仕入れると、120万円で済みます。
価格差は、約40万円ほどあり、いかに円の価値が下がっているのかがわかりますね……。
これはあくまでも仕入れ値に限定したときの話で、ドル円の相場によって国内の販売価格も変動しています。
円の価値が下がっているのに対し、販売価格が一定で推移するわけがありません。
仕入れ値がその分上がれば、販売価格も上乗せして上がるわけです。
正直、私もAmazon輸入を始めるときは、周りからかなり批判されました。
「Amazon輸入は稼げない」「このご時世輸入ビジネスは危険すぎる」など、さまざまなことを言われてきました。
ただ、私はこれをチャンスととらえて、ライバルがいなくなっているこの現代こそ輸入ビジネスをするべきだと思いました。
円安・円高どうこうで判断するのではなく、商品需要に注目した結果です。
周りの情報に流されていると、せどりでは稼げないので、自分らしさを保つことも意識しましょう!
パソコンがあれば誰でも稼げる
Amazon輸入は、パソコンがあれば稼げるというのもメリットの一つです。
輸入ビジネスと聞くと、どこか不安な人もいると思います。
「難しそう」「英語がわからないとできなさそう」と思う人もいますが、同じAmazonで仕入れるだけなので、何も難しいことはありません。
パソコンさえあれば、”場所・時間”問わずどこでも仕入れができます。
自宅で作業してもいいですし、近所のカフェで仕入れをするのもありです。
あなたがする作業は、売れる商品のリサーチと、海外版Amazonを使って商品を購入することくらいですからね♪
それに、出品作業も店舗を構える必要はなければ、ネットショップを構える必要もありません。
Amazonでセラー登録をするだけで、簡単に輸入ビジネスが始められます。
仕入れに関わるすべての作業を、完全在宅でできるので、これもAmazon輸入のメリットといえるでしょう。
補足:仕入れをするときに英語力は必要?
Amazon輸入と聞くと、どこか複雑なイメージを想像する人がいると思います。
これは、私も最初はそうでした。
1冊の本を手に取って、Amazon輸入について勉強するのも、「本当に自分にできるのかな?」という不安でしかなかったです。
しかし、海外版のAmazonを開くと、レイアウトは国内のものとほとんど変わりません!
例えば、公式サイトのトップページは、以下のとおりです。
【国内版】
【海外版(米国)】
上記にあるタブも、ページ構成も特に国内版と大きな変化はありません。
それに、Amazon輸入をするときは、国内版と海外版を両方開いてリサーチをするケースが多いため、語学の壁にぶつかることはほとんどないです。
商品ページも、特に変わりはありませんよ!
【国内版】
【海外版(米国)】
購入ボタンの色も同じですし、商品説明文なども変わりません!
つまり、国内のAmazonで買い物をする感覚でいれば、Amazon輸入は簡単にできるわけです。
回転率が高い
Amazon輸入の商品は、とにかく回転率が高いです!
これは、リサーチの段階からわかることで、そもそも売れている商品しか仕入れないからです。
ピンポイントで売れている商品を狙って仕入れることで、利益率・回転率を上げるのが、Amazon輸入の稼ぎ方ですよ♪
例えば、国内のAmazonで販売されていたゲームソフト。
国内では7,939円で販売されている商品で、送料はかかりません。
販売価格のまま購入できる商品ですが、北米版ということもあり若干割高。
しかし、米国で販売されている同ソフトは、44.99ドルで購入できます!
送料を含めても、54.55ドルで日本円では5,987円に相当します。
※1ドル109円の計算
価格差があっても、商品が売れないことには意味がありません。
ERESAを使って、実際に売れているのかどうかリサーチしました!
3ヵ月間のランキンググラフは、上記のように変動しています。
それなりにギザギザしているため、売れる可能性がある商品です。
その他の、商品需要を調べる指標は、以下のとおりでした。
【ランキング降下回数】
【日別販売推移】
直近1ヵ月では、13個売れているので、2日に1個売れている計算になります。
日別販売推移を見ても、10日間に新品がよく売れているイメージなので、回転率が高い商品といえるでしょう。
Amazon輸入では、このような商品を中心に仕入れていくことで、稼いでいくビジネスです!
Amazon輸入をする前にするべき準備を紹介!
Amazon輸入が稼げることがわかったところで、いよいよ始め方について解説します!
いきなり仕入れというのは難しく、輸入をする前に準備をそれぞれしなければなりません。
仮に、Amazon輸入をこれから始めるなら、以下の準備は最低限おこないましょう。
Amazon輸入をする前にしておきたい準備一覧
- 仕入れ用のクレジットカードを準備する
- 出品用のアカウントを作成する
- 仕入れ用のアカウントを作成する
- リサーチで必要なツールを用意する
いずれも、Amazon輸入には必要なことです!
特に、出品用アカウント・仕入れ用アカウントは必須なので、事前に準備しておきましょう◎
仕入れ用のクレジットカードを準備する
Amazon輸入をしたいと思っているなら、仕入れ用のクレジットカードを準備しましょう。
これは、商品を仕入れるための準備資金を用意するための手段です。
自己資金率100%で運用するくらいの資金があるなら別ですが、キャッシュフローをよくするためにも、クレジットカードの利用をおすすめします。
「資金がなくてもAmazon輸入できますか?」という質問をもらうことも多く、そういう人にはクレジットカードをおすすめしています!
例えば、クレジットカードは1枚発行すれば収入状況に応じて、限度額を設定可能です。
月50万円と設定した場合は、カードを発行するだけで自己資金を50万円分用意できるわけです。
私は、アメックスのビジネスカードを仕入れ用のクレジットカードとして使っています。
(その他にも”楽天カード・アメックスグリーンカード”などを使っています)
カードの締め日は、月末の24日で引き落とし日は10日です。
仮に、4月1日に20万円分の支払いをした場合、その引き落としがあるのは翌月5月10日になります。
事実上、支払いを40日以上先延ばしにできるため、支払いに余裕をもって仕入れが可能です。
1ヵ月以上も期間があれば、商品も売り上げている頃ですし、売上金によって返済が可能です!
現金がなくても仕入れができるのは、クレジットカードのメリットだと思います◎
とにかくAmazon輸入をこれから始めたい人は、1枚発行するとよいでしょう。
出品用アカウントを作成する
Amazon輸入をする際に、必須になってくるのが出品用アカウントです!
少なくとも、海外輸入品をAmazonで販売する場合は、セラーセントラル(販売用アカウント)の登録をしなければなりません。
Amazonは、巨大な販売プラットフォームなので、アカウント開設が難しいと思っている人も多いです。
しかし、所定の手順に沿って進めれば、だれでも簡単に開設できますよ◎
amazonのアカウント開設手順は、以下のとおりです。
amazonアカウント開設手順
- セラーセントラルの登録ページに移動する
- 個人か法人か選択する
- 出品者情報を登録する
- 販売先を選ぶ※今回は日本を選択する
- クレジットカードを登録する
- ストア情報の入力
- 3ヵ月以内の取引履歴がある通帳のコピー・身分証明書を提出する
- 大口出品・小口出品を選択する
- 必要に応じてZoomにて面談をする
- 登録完了
この流れで、セラーセントラルの登録は完了します!
詳しい手順や、やり方については、以下の記事で紹介しているので、まだアカウントを開設していない人は参考にしてくださいね♪
仕入れ用アカウントを作成する
出品用のアカウントを開設したら、次は仕入れ用のアカウントを開設する必要があります。
仕入れ用のアカウントといっても、米国版で海外のAmazonアカウントなので、そこまで難しいことはありません。
(英語については翻訳しますね!)
開設手順は、以下のとおりです。
仕入れ用アカウントの開設手順
- 国内のAmazonを米国に合わせる
- Start hereをクリックする
- 名前、アドレス、パスワードを入力する
- メールアドレスの確認コードを入力する
- 配送先の住所を入力する
- クレジットカードを登録する
- アカウント設定完了
基本的な流れは、国内のAmazonでアカウントを開設する手順と変わりません。
しかし、デフォルトの段階では、国の設定が日本になっているため、海外に設定しましょう。
左側にあるハンバーガーメニューを開いて、ページ下部にスクロールすると、日本の国旗が出てきます。
こちらをクリックすると、以下のページに移動します。
シークバーで、各国のAmazonサイトが利用できるようになるので、今回は米国を選択しましょう!
選択後は、トップページが、その国の仕様に代わっていることを確認します。
トップページが、このような表記になっていれば、設定完了です。
ここで注意したいのが、国内のアカウントと米国のアカウントを連携できない点です。
米国版のamazonを使う場合は、専用のアカウントを開設する必要があります。
右上にある”Hello,Sign in”という場所にカーソルを合わせると、ポップアップが表示されます。
アカウントを持っている場合は、ボタンをクリックすれば、ログイン画面に移動しますが、まだ登録していない人は、”Start here”をクリックしましょう。
すると、こちらの画面に移動します。
国内のAmazonと同様の情報を入力する必要がありますが、それぞれ用語を解説しますね!
【米国版Amazonのアカウント解説画面用語解説】
- Your name
→名前を”英語”で入力する
(例:Taro Yamada)
→登録したいアドレスを入力する- Password
→設定したいパスワードを入力する- Re-enter password
→同じパスワードを入力する
これらの情報は、国内のAmazonアカウントと重複しても問題なく登録可能です。
それぞれの入力が完了したら、”Create your Amazon account”をクリックして、登録を完了させます。
すると、以下の画面に移動します。
登録アドレスに、認証番号が届いているはずなので、そちらを確認しましょう。
正しくアドレスを設定できていると、以下のメールが届きます。
こちらのコードをボックスに入力して、再度ボタンを押せば認証完了です!
完了後は、Amazonの公式ページに移動するので、確認しましょう。
アカウントの作成はこれにて完了ですが、”商品の配送先住所・クレジットカードの登録”まで済ませておくとスムーズです!
発送する住所の登録
海外のAmazonで商品を注文した際に、商品を届ける住所を登録する必要があります。
ページ右上の”Account&Lists”という場所にカーソルを合わせると、Accountという項目があるので、クリックしましょう。
(赤線参照)
こちらをクリックすると、国内版Amazonの”アカウントサービス”のページに移動します。
クレジットカードの設定もここからできるので、事前に押さえておきましょう。
住所の設定をする場合は、”Ordering and shopping”という項目から、Your addressesという項目をクリックします。
こちらは、住所を設定できる項目です。
クリックすると、以下の画面が開きます。
何も設定していない場合は、”Add Address”という文字ともに、大きい+マークが表示されていると思います。
こちらをクリックすると、住所を登録できる画面に移動するので、クリックしましょう!
こちらが、住所設定画面です。
英語で書かれているため、それぞれ入力する内容を説明しますね!
【米国版Amazonの住所登録用語解説】
- Country/Region:国を選択する
→この場合Japanを選択- Full name:名前を入力する
(例:Taro Yamada)- Street Address:住所を入力する
→Street address or P.O.Box
(町名、番地を入力)
→Apt.suite,unite,building,floor,etc
(住所以降の情報を入力)- City:市町村を入力する
- State/Provice/Region
→都道府県を入力する- Zip Code:郵便番号を入力する
- Phonenumber:電話番号を入力する
それぞれ複雑ですが、確実に入力すれば問題ありません。
入力例は、以下のとおりです。
この内容で入力すれば、商品を正しく届けてくれます◎
ちなみに、住所の表記はすべて英語にしなければならないので、少し手間がかかります。
その際に、おすすめなのがJuDressというサイトです!
(こちらのリンクから移動できます♪)
こちらのサイトは、郵便番号を入力して、番地と建物名を入力すれば、自動的に海外サイト登録用の住所に変換してくれます。
amazonで登録用アドレスに困っている人は、こちらのサイトを利用するとよいでしょう◎
アドレスの登録が完了すると、設定したアドレスが”Your Address”の項目に追加されています。
無事登録されれば追加されるので、一度確認しましょう。
仕入れ用クレジットカードの登録
住所の登録が完了したら、仕入れ用クレジットカードの登録も済ませておきます。
アカウントサービスに戻って、次は”Your Payments”という項目をクリックしましょう。
(赤線参照)
こちらをクリックすると、カード情報が登録できる画面に移動します。
それぞれ、支払い方法を選択できるので、今回は”Credit or debit cards”を選択して、クレジットカードを登録していきます。
Add a Credit Cardをクリックすると、クレジットカード設定の画面が出てくるので、カード情報を入力しましょう。
カードの情報の登録は、国内の項目と変わりませんが、念のために入力項目を紹介しますね!
【クレジットカード登録の入力項目】
- Card number:カード番号を入力する
- Name on card:カードに記載されている名前を入力する
- Expiration date:有効期限を入力する
入力が完了したら、Add your cardをクリックして登録完了です!
ここまで設定が終われば、商品の仕入れの準備ができました。
リサーチツールについて把握して、商品を仕入れていきましょう!
リサーチで必要なツールを用意する
Amazon輸入では、売れる商品をリサーチしなければなりません。
国内と米国版のAmazonを開いて、価格差を調べるだけでもよいですが、商品の需要やライバルの数も調べる必要があります!
そこでおすすめなのが、電脳せどりで活用できるツールです。
特に、以下のツールはおすすめなので活用しましょう!
Amazon輸入のリサーチでおすすめのツール
- ERESA(イーリサ)
- Keepa
- キーゾン
個人的に、ERESA×Keepaの組み合わせは最強だと思います……。
この二つを使えば、Amazon輸入で必要な情報はすべて手に入りますし、テクニカルな分析が可能です!
詳細分析をしたいと思っているなら、ほかの付属するツールも活用していきましょう!
ERESA(イーリサ)
これまでたびたび紹介してきましたが、Amazonに販売されている商品の全般のリサーチができるのがERESAです!
無料で公開されているツールで、Amazon輸入で必要な”商品需要・ライバルの数・価格推移”などが確認できます。
使い方は非常に簡単で、会員登録をしてASINコードを検索ボックスに入力するのみです!
ここに入力するだけで、簡単に商品情報が調べられます。
しかし、Google Chromeの拡張機能としてリリースされた”ERESAワンクリック”を活用すれば、さらにリサーチが効率化します。
こちらの拡張機能は、Amazonの商品ページにERESAへ移動できるリンクボタンを設置するというものです。
タイトルの近くにERESAのアイコンボタンがあるので、こちらをクリックすれば、ERESAに移動します!
(拡張機能はこちらからどうぞ♪)
試しに、こちらのゲームソフトを使ってリサーチしていきたいと思います。
タイトル横にあるERESAのボタンをクリックすると、以下の画面が開きます。
ファーストビューだけでも、この商品が売れているかどうかが簡単にわかります。
それぞれ番号を振っているので、項目を紹介すると、以下のとおりです。
ERESAのファーストビューで表示される項目
- 商品説明文
→Amazonの商品説明文を確認できる - 有料版Keepaのグラフ
→API連携しているため有料版Keepaのグラフが確認できる - コンディション別最安値
→コンディション別の最安値と在庫数が確認できる
(新品21個、中古5個の計算) - ランキング降下回数
→商品のランキンググラフが下がった回数
(一般的に商品が売れた個数と判断される)
特に注目したいのは、コンディション別最安値とランキング降下回数です。
ライバルチェックと商品の需要リサーチが可能で、この商品の場合は、回転率は高い商品ですがそこそこライバルが多い商品と判断できます。
しかし、この情報だけでは、まだ根拠が足りないので詳しくリサーチしていきます。
ここで確認したいのが、各グラフです。
それぞれ”価格推移・出品者推移、ランキング”グラフとなっています。
3ヵ月間の波形で、4月に比べると価格は急落しましたが、出品者の数は増えたことがわかります。
またランキンググラフは、このような波形で、頻繁にギザギザしていることから売れる商品だとわかります。
一般的に、ランキンググラフはギザギザしているほど需要がある商品と判断できるので、このような波形の商品を頻繁に狙っていくことをおすすめします!
また、直近の売れ行きを調べたいなら、日別販売推移のチェックも忘れずに!
こちらは、1日あたりの売れ行きを表しているグラフです。
赤枠を付けている個所で、数字の減少が起きており、これは商品が売れたと判断できます。
一方、青枠の部分で数字が増えているのは、商品在庫が追加されたからと判断できます。
(中古の場合はしばらく変動していないので在庫になる可能性が高いです)
ランキンググラフを見ても、直近で数個売れていないと仕入れるのはリスキーです!
Keepa
Amazon輸入で詳しい分析をしたいと思っているなら、Keepaを活用しましょう!
ERESAでも商品の分析が可能ですが、Keepaを使えばさらに詳しく分析できるのでおすすめですよ◎
しかし、がっつり分析するためには、月々2,300円程度の課金が必要なので注意しましょう!
有料版Keepaに登録して、Google Chromeの拡張機能をインストールすると、商品ページに以下のグラフが表示されます。
緑色で表示されているのが、ランキンググラフです。
確認方法はERESAと変わらず、ギザギザしている商品ほど売れているという判断ができます。
1ヵ月の波形にすると、以下のとおりでした。
確認できる範囲だけでも、13回グラフ変動が起きているので、最低でも13個売れているという計算ができます。
正式には、25回変動をしており、13個~25個の商品が1ヵ月に売れているという判断ができます。
しかし、これはあくまでもランキングが降下した回数であり、Amazonのランキングは1時間に1回更新されるのに対し、Keepaは1日に1回しか更新されません。
そのため、表示されている情報はあくまでも参考になる程度で、100%正しいというわけではないので注意しましょう!
(上記のように変動していたら売れていると判断してよいです)
また、有料版Keepaは項目が多すぎるので、グラフの項目をそれぞれ解説しますね!
有料版Keepaの各項目説明
- Amazon
→Amazon直販の価格推移のグラフ。オレンジ色で表示されます。過去に販売がない場合は、グラフとして表示されません。 - 新品
→新品コンディションで商品を販売している人の価格推移グラフ。紫色のグラフで表示されます。 - 中古
→中古コンディションで商品を販売している人の価格推移グラフ。いろいろのグラフで表示されます。 - 売れ筋ランキング
→Amazonのカテゴリランキング推移を示すグラフです。緑色のグラフで表示され、上下変動によって需要が確認できます。 - New 3rd party
→「送料込み・新品、自己配送」の最安値価格推移を表示します。青色の四角アイコンで表示されます。 - Amazonによる配達
→「送料込み・新品・FBA配送」の最安値価格推移を表示します。オレンジ色の三角で表示されます。 - Buy Box
→カートボックスの価格推移を表示します。直近でどのくらいで売れたのかがわかるので参考にすることが多いです。 - 中古(ほぼ新品)
→「ほぼ新品」コンディションの最安値価格推移を表示します。黒色の丸で表示されます。 - 中古(非常に良い)
→「非常に良い」コンディションの最安値価格推移を表示します。緑色の四角で表示されます。 - 中古(よい)
→「よい」コンディションの最安値価格推移を表示します。茶色で表示されます。 - 中古(可)
→「可」コンディションの最安値価格推移を表示します。灰色で表示されます。
このなかで、特に使うのは、Buy Boxですね!
こちらは、直近でカートを獲得した際の価格が確認可能で、販売価格を設定する際の目安になります。
例えば、こちらの商品の場合は、BuyBoxが5,838円となっているので、この価格帯でカートを獲得して売れたことがわかります。
全体的な変動は下がり調子なので、あまり価格が安定していない商品と判断可能です。
商品の需要をチェックしたいなら、それぞれ押さえておいて損はないので、項目を把握して活用していきましょう!
キーゾン
有料版Keepaに登録したら、キーゾンのインストールも併せておこないましょう!
キーゾンは、Google Chromeの拡張機能の一つで、拡張機能版Keepaとの互換性があります。
簡単に概要を説明すると、Keepaのグラフの上に月間販売個数を表で表示してくれるというものです。
”1ヵ月・2ヵ月、3ヵ月”と表示されるので、一目で商品の売れ行きが確認できます。
データの取得元は、Keepaのランキング降下回数です。
あくまでも目安になるものの、需要を簡単に調べられるのでおすすめです◎
有料版限定の拡張機能なので、リサーチを効率化したい人は、インストールするとよいでしょう。