amazonの出品者は怪しい?実例やトラブルの回避方法を紹介!

「amazonにいる怪しい出品者の見分け方を知りたい!」
「Amazonで偽物商品を販売している出品者はいる?」
この記事は、このような悩みを解決しています♪
amazonは、国内でも有数のECサイトなので、安心して利用している人も少なくないと思います。
(私もその一人です!)
しかし、amazonには見るからに怪しそうな出品者がいます。
怪しい出品者に遭遇しないためにも、自分なりに対策をする必要があるので、見分け方や対策について紹介します!

よくわかる解説
- 中国人セラーは怪しい
- レビュー数が極端に多い場合はサクラを疑う
- 変な人からは購入しないほうが吉
Amazonに怪しい出品者は本当にいる?
amazonは、有名なECサイトですし、安心して使っている人もいると思います。
しかし、残念ながら怪しい出品者がいます。
(怪しいというよりは完全にアウトな出品者です……。)
具体的にどのような出品者がいるのかというと、以下のとおりです。
amazonにいる怪しい出品者の例
- 発送詐欺:注文しても商品を送らない
- 返金・返品詐欺:粗悪品を送り付けて返品・返金に応じない
- サクラレビュー詐欺:サクラレビューを集めるユーザー
- 偽物販売:商標権を無視した商品を販売している
あげればキリがありませんが、このように多くのユーザーがいます。
以前は、簡単に見分けられましたが、最近では手口が複雑になりつつありますし、巧妙な手口で詐欺行為をしてきます……。
そのため、アカウントを見ただけでは、相手が詐欺セラーなのか判別がつかないのが現状です。
例えば、こちらの商品。
Amazonで販売されている、中国輸入品のプロジェクターです。
販売開始の時期は2020年12月で、リサーチ時点では2021年の6月なので、販売から半年しか経過していません。
それにも関わらず、1,000件以上のレビューがあります。
(1ヵ月に200件以上のレビュー)
通常、Amazonのレビューは、購入数の1%が書けばよいといわれています。
エプソンから販売されているプロジェクターは、販売から3年以上が経過していますが、レビュー数はわずか41件。
このことから、中国輸入品のプロジェクターのレビューが、サクラによって書かれているものとわかります。
FacebookやTwitterなどには、サクラレビューを募集するような出品者も多いです。
このような商品は、まともなレビューが書かれていないため、購入後にトラブルになりやすいです。

Amazonで出回っている偽物商品とは?
amazonには、偽物商品も出回っています。
本来、amazonでは偽物商品を販売できないようになっていますが、新規出品として販売している人も存在します。
具体的に、どのような商品があるかというと、以下のとおりです。
amazonに出回っている偽物商品例
- ブランド品を模造した商品:○○風、模造品など
- 偽ブランド品
- 商標権無視商品
このなかでも、近年増え続けているのが、商標権無視商品ですね……。
知らない人は、普通に購入してしまうと思います。
人気アニメやラグジュアリーブランドの許可を得ずに、模倣して製造された商品のことを指します。
(以前amazonで見つけたのは以下のとおりです!)
【ラグジュアリーブランド模倣のAirPodsケース】
【鬼滅の刃のパーカー(無許可製造)】
【ラグジュアリーブランド風の商品】
いずれも、メーカーに許可を得ないで製造されたものです。
特に、人気アニメやキャラクターの商品は、キャラクターがプリントされていることもあり、購入する人も多いです。
購入して、自分の範囲で使うなら問題ありませんが、それを仕入れて転売するような行為は禁止されています。
仮に、販売してしまうと”商標法違反”で逮捕されてしまいます。
こちらは、フリマアプリで販売した人の例ですが、偽物商品を販売したとして逮捕されています。
仮に、あなたがAmazonで販売を検討しているなら、怪しい出品者にならないように、仕入れないことが重要です。
amazonの怪しい出品者の手口を徹底解説!【トラブル】
amazonには、怪しい出品者が多く存在します。
そのような出品者に出会ってしまうと、トラブルに合う確率が高まってしまいます……。
「具体的にどのようなトラブルがあるの?」と思う人がいるので、怪しい出品者の手口を紹介しますね!
amazonにいる怪しい出品者の手口
- 決済後に商品が届かない
- 返品・返金対応をしてくれない
- 個人情報を悪用される
- 怪しいメール・SMSが届く
どれもよくあることで、amazonを利用しようと思っている人は気を付けましょう!
(中国輸入品を購入する場合は特に!)
決済後に商品が届かない
amazonでは、たびたび商品が届かないトラブルが起きています。
これにはさまざまな理由がありますが、一番はそもそも手元に商品がないことが理由です。
無在庫転売にありがちで、発送までの日数に時間がかかる出品者は要注意です!
amazonでは、商品別で発送日数が閲覧できます!
この商品の場合は、発送するのに1~2日で届くとのことなので、国内に商品があり国内のセラーが送ってくると想定できます。
しかし、なかにはお届けに1週間~10日かかるような商品も少なくありません。
このような商品は、在庫をそもそも確保しておらず、注文が入った時点で発注をするわけです。
Amazonでは、無在庫転売が禁止されているため、実践する人は減少傾向にありますが、それでもamazonから商品が届かないトラブルは続いています。
Twitterには、注文した商品が届かない声も多く存在しました。
この場合、セラーにも問題がありますが、配送業者にも問題があります。
Amazonは”ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便”と提携を結んでおり、基本的にはこの三社がメインです。
しかし、送料を節約するために、”デリバリープロバイダ”と呼ばれる配送サービスとも提携しています。
(地方の配送業者を使って発送すること)
実際、デリバリープロバイダによるトラブルはいくらでも起きており、商品が届かないのもこれが原因と言われています。
仮に、国内配送の商品が届かない場合は、デリバリープロバイダの可能性も疑いましょう。
返品・返金対応をしてくれない
amazonにいる怪しい出品者との間で起きるトラブルで多いのは、返品・返金に関するものです。
例えば、商品に何らかの欠陥があった場合、返品・返金のアクションを起こすと思います。
注文から30日以内なら、専用のフォームから申請ができます。
返品の理由を選択して、手続きを完了させましょう。
この手続きをすると、Amazonから出品者に連絡がいき返品手続きが進む流れです。
返金に関しては、ギフト残高かクレジットカードにて対応されます。
これが、本来の返品・返金の流れですが、手続きを踏んでも一向に対応してくれないようなセラーもいます。
相手も、返品されてしまっては不良在庫が増えるだけですから、極力応じたくないわけです。
Twitterにも、対応してくれなかったという口コミがありました。
中国人セラーにありがちなので、この辺は注意したいところです。
個人情報を悪用される
これはまれなケースですが、amazonの怪しい出品者は、個人情報を悪用するような人がいます。
後述するメール・SMSに関係しており、身に覚えのない請求や変なメールが届くケースもあるので注意しましょう。
手口としては、以下のとおりです。
個人情報を悪用する手口
- 商品を購入させて個人情報を取得する
- 問い合わせでメールアドレス・電話番号を取得する
このように、悪用の手口はさまざまです。
さすがに、家に架空請求の封書などが届くケースはありませんが、別方面で悪用されるケースはあります。

怪しいメール・SMSが届く
個人情報が漏洩したときに発生しやすいトラブルが、怪しいメールやSMSが届くケースです。
これは、私も経験したので紹介しますね!
まずは、Twitterでの報告ですが、「アカウント停止」に関するメールが届いたとのこと。
いきなり、このようなメールがAmazonから届いたら驚きますよね……笑
私にも、同じようなメッセージが来ました。
(以下のとおりです!)
初めてこのようなメッセージが来れば、本当に停止したと勘違いしてしまいます。
しかし、メッセージの文面を見ると、日本語がおかしい部分がいくつかあります!
その他にも、同じようなメッセージが来たので、それぞれ紹介しますね!
【自動更新解除のメッセージ】
【カード情報更新のメッセージ】
【SMSにて通知】
このようなメッセージは、いずれもカードのスキミングや個人情報を取得するためにおこなわれています。
届いたとしても、リンクなどは開かないようにしましょう。
amazonにいる怪しい出品者の見分け方4選!
amazonを利用している人は多いと思いますが、怪しい出品者の存在についても把握しておく必要があります。
しかし、どうやって見分けたらいいのかわからない人も多いです。
そういう人のために、怪しい出品者を見分ける方法を紹介しますね!
(具体的には以下のとおりです!)
amazonにいる怪しい出品者の見分け方
- 商品の価格が異様に安い
- 商品のレビュー数が多すぎる
- 出品者評価があまりにも高い
- 中国人セラー
このような特徴に該当する人は、怪しい出品者の可能性が高いので注意しましょう。
特徴が確認できたら、購入しないほうが吉です。
商品の価格が異様に安い
Amazonには、多くの商品が販売されており、同じコンディションでも値段が大きく異なります。
これは、セラーが自由に値段を決められるからであり、それぞれ利益が出るように値段を調整しています。
しかし、ここで注意したいのが、相場よりも明らかに値段が低い商品。
平均価格が30,000円の商品が、同じコンディションで15,000円・20,000円などで販売されていた場合は、詐欺の可能性が高いです。
このような値段で販売された場合、思わず購入するような人も多いと思います。
ただ、なぜその価格で販売されているのかを、一度確認したほうがよいです。
理由はさまざまですが、以下のことが関係しています。
異様に価格が安い理由
- コンディションを偽って販売している
- 購入だけして返金対応に応じない
- 個人情報を集めるために安くしている
このように、さまざまな理由があります。
平均相場が30,000円の商品が、29,000円に下がっているくらいなら購入しても問題ありません。
しかし、以下の商品のように、大幅に値下げされている場合は、購入しないことが重要です。
とあるフィギュアの値段ですが、このような商品は真贋品が多いため、格安販売されているものは注意しましょう。
商品のレビュー数が多すぎる
Amazonでは、商品個別にレビューができます。
しかし、楽天やYahoo!ショッピングに比べると、レビューをしたところで何か特典が受けられるようなことはありません。
そのため、基本的にAmazonの商品にはレビューがつかないものと認識しているセラーも多いです。
(一般的に購入者の1%がレビュー数といわれています)
ただ、Amazonの商品のなかには、このようにレビュー数が明らかに多いものがあります。
1個の商品に、1,000件以上のレビューがつくケースは、ほとんどありません。
あるとすれば、サクラレビューくらいですね……。
冒頭でも少し触れましたが、Facebook・Twitterなどでレビューが募集されています。
商品の代金を全額返す代わりに、レビューを書いてもらうような手口です。
セラーはレビューを集めるのが大変で、苦労している人も多いです。
それを解決するためにおこなうのが、サクラレビュー。
実際、レビュー数が増えると以下のメリットがあります。
amazonでレビュー数が増えると起きるメリット
- 商品が売れやすくなる
- 検索上位に上がりやすくなる
基本的に、商品が売れやすくなるというメリットですね!
極端にレビューが多い場合は、中国輸入の粗悪品の可能性が高いです。

出品者評価があまりにも高い
Amazonでは、商品ページのレビューだけではなく、セラーにもレビューができます。
サクラレビューで集めている人は、極端に評価が高いのですぐにわかります。
最近では、レビュー規制などもあって極端にレビューが多いアカウントは減少傾向です。
優良なセラーだとしても、アカウントを開設してから数ヵ月しか経過していないのに、100件以上のレビューがあるのはかなり違和感があります。
さらに、セラーが中国人だった場合は、怪しい出品者と認定しましょう。
ストアフロントという場所を見れば、相手がどのようなセラーなのかわかります。
この場合、住所が中国なのですぐにわかります。
中国人セラーのすべてが怪しいとは限りませんが、国内の出品者に比べるとトラブルになりやすいです……。
無在庫転売をしている人もいますし、さまざまなトラブルを抱えないためにも、購入は控えたほうがいいかもしれません!
補足:極端に悪い場合も要注意
アカウントの評価が極端に高い人は、怪しい出品者の可能性があるので注意したいところです。
しかし、極端に評価が悪い場合も、トラブルに発展する可能性があるので、商品を購入しないほうが吉です。
例えば、こちらのセラーは、90日間で11%の悪い評価がついています。
全期間でも8%の悪い評価がついているため、そこまで優良なセラーではありません。
口コミの詳細を見ると、以下のような批判的なものも多かったです。
考えられるケースは、サクラレビューとしてレビューを集めて、評価の高さを理由に購入したユーザーが、不満を抱いている場合ですね……。
正直、商品のレビューが多く、高ければ購入を検討する人も多いでしょう。
ただ、それだけを判断材料に商品を購入しようとすると、失敗するケースが高いので要注意です!

中国人セラー
amazonで商品を購入する際に気を付けてほしいのが、中国人セラーからの購入です。
中国人セラーでも、良質な商品を送ってくれる人もいますが、人によっては粗悪品を送ってきます。
特に、以下の特徴がある人は購入しないようにしましょう。
購入しないほうがよい中国人セラーの特徴
- レビュー数が圧倒的に多い
- 中国輸入の商品を取り扱っている
- 一度でもトラブルが起きている
まず、大前提として、レビュー数が圧倒的に多い商品は購入を控えましょう。
Amazonで販売されている通常の商品は、よくても50件ほどのレビューしか付きません。
3年以上販売されているエプソンのプロジェクターでさえ、41件しかレビューがついていません。
このような商品なら購入しても構いませんが、短期間に100件以上のレビューがついている商品はNGです。
購入したところで、トラブルになるだけです。
ストアフロントを確認して、中国人セラーだとわかったら、まずは商品やレビューを確かめましょう。

仮にAmazonで怪しい出品者のトラブルに遭遇した場合はどうする?
仮に、amazonで買い物をしたときに、怪しい出品者に遭遇したとします。
その際は、しかるべき対応をすれば、返金・返品に応じてくれる可能性が高いです。
具体的な対応は、以下のとおりです。
amazonで怪しい出品者に遭遇した際の対応
- Amazonに通報して対応を促す
- 国民生活センターに相談する
- 警察に被害届を出す
この三つを意識すれば、トラブルにあった場合でも対応が可能です。
急な対応でも調整できるように、事前に把握しておきましょう。
Amazonに通報して対応を促す
Amazonで、トラブルに遭遇したときに最も対応しやすいのが、カスタマーセンターへの通報です。
”購入した商品が届かない・偽物商品が送られてきた”などのトラブルがあった場合は、”詐欺行為の報告”をしましょう。
このように、専用の問い合わせフォームが存在します。
こちらで、出品者の情報や購入した商品の詳細などを説明すれば、あとは運営が対処してくれます。
また、状況次第では、怪しい出品者とのやり取りを求められるケースがあるので、その際に返金・返品についてもう一度伝えましょう。
ちなみに、Amazonには”Amazonマーケットプレイス保証”と呼ばれるものが存在します。
こちらの制度は、特定の要件に満たした場合のみ、Amazonが最大30万円まで保証してくれるようなサービスです。
具体的な申請手順は、以下のとおりです。
マケプレ保証の申し入れ手順
- Amazonにログインする
- 注文履歴から”注文に関する問題”をクリック
- 適切な問題点をクリックして”返金リクエスト”を押す
- 状況を入力して送信する
この手順で進めれば、返金対応はしてくれます。
詳しい内容については、マケプレ保証の専用ページがあるので、そちらを参考にしてください♪
国民生活センターに相談する
国民生活センターは、日本に国籍がある人ならだれでも利用できるサービスです。
こちらのサービスは、お金に関するトラブルなど、民事で起きているトラブルの解決を促してくれます。
専用のホットラインは”188”番で、電話番号に入力して発信すると、専用の窓口にかかります。
主な相談内容は、以下のとおりです。
国民生活センターの相談内容
- 詐欺行為について
- 不良品についての被害報告
- 返金・返品の報告
全国に窓口が設置しているので、どこにいても相談できるのが特徴です。
しかし、国民生活センターは、あくまでも”相談窓口”です。
相談したからといって、何か解決するというわけではなく、相談内容に応じて解決策を提示してくれます。
例えば、あなたがAmazonで返金詐欺にあったとします。
10万円分の商品を購入して、返金されない場合は、以下の解決策を教えてもらえる可能性が高いです。
返金されない場合の解決策
- 警察に被害届を出す
- 弁護士に相談する
- Amazonに問い合わせをする
(詳しい問い合わせ方法も教えてもらえる)
相談後は、自分で解決するようなイメージです。
どうやって解決すればいいかわからない人は、窓口にてプロに相談するとよいでしょう。
警察に被害届を出す
ここまでくると最終手段ですが、あまりにも手口が悪質な場合は、警察に被害届を出すのもありです。
特に、最近ではネットでの偽物商品の売買が横行している時代ですし、詳細な被害が出れば対応してくれます。
Amazonで被害を受けた場合は、サイバー犯罪対策課が対応してくれる可能性が高いです。
こちらの課では、以下の対応をおもにおこなっています。
サイバー犯罪対策課での対応
- ネット上の詐欺行為の解決
- 誹謗中傷などのIP開示
- ネットオークション詐欺の解決
もちろん、Amazonの返金・返品トラブルもその一つです。
ネットを使った犯罪は増えていますし、数万円単位での返金をしてくれない場合は、被害届を出すのもありです。
さらに、やり口が悪質な場合は、捜査・検挙につながる可能性も十分あります。
被害届を出す場合は、極力状況を説明できるように、セラーとのやり取りや、購入履歴などはスクショして記録に残しておきましょう。
まとめ
amazonには、一部怪しい出品者がいます。
安心して利用できるサイトには変わりはありませんが、一部のユーザーのために気を付けて利用しましょう!
特に、以下の特徴があるセラーからの購入は要注意です!
購入しないほうがよいセラーの特徴
- 評価が圧倒的に高い
- 一部の商品のレビュー数が圧倒的に多い
(100超えるもの) - 中国人セラー
- 中国輸入の商品
これらの商品は、いずれも購入しないほうが吉です。
購入する際は、よく確認してからにしないと、トラブルにあいますよ!
状況次第では、警察に被害届を出すまでに発展しますし、注意したいところです。

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