【初心者必見】物販ビジネスとは?副業としておすすめの理由と流れを徹底解説

ビジネスの中でも、インターネットを使った物販は、誰でも気軽に始められるビジネスモデルです。
スマホのアプリを使うことでも、始めようと思えば今から始められるほど気軽です。
この記事では物販初心者の方向けに「物販ビジネスとは何か?」という基本的なお話や、「どんな人におすすめのビジネスなのか」というお話し、さらには「物販ビジネスで稼ぐ方法」などを紹介していきます。

物販ビジネスとは何か?せどりや転売との違いも解説!
まずは物販とは何か?という基本的なお話しから紹介していきます。
この項目の内容はこちらです。
- 物販とは形のある商品を売ること
- 物販ビジネスで利益が出る仕組みについて
- 物販ビジネスとせどり(転売)の違い
- せどりと転売の違いについて
それでは、順番に見ていきましょう。
物販とは形のある商品を売ること
簡潔にお伝えすると、形のある商品を売ることを物販と言います。
形のある商品というのは、家電量販店などの小売店で売られている冷蔵庫やパソコン、スマホや電池などがすべて形のある商品です。
では逆に、形のない商品とはどのようなものでしょうか?
形のない商品は、コンサルや占いなど、まさに形がない商品のことを言います。
そのため、物販ビジネスを行っているということは、形のある商品を販売する仕事をしているということになります。
物販ビジネスで利益が出る仕組みについて
物販ビジネスは物の売買で利益を生み出すビジネスです。
販売価格-仕入れ値+諸費用(販売手数料、送料など)=利益
つまり「安く仕入れて高く売る」のが物販ビジネスの基本です。
物販ビジネスが初心者向きの副業と言われる理由として非常にシンプルな仕組みだからです。
物販ビジネスとせどり(転売)の違い
「物販」という言葉が使われるのは、オリジナル商品やメーカーや卸業者から買い付けてきた商品を販売する時です。
転売の意味としては、安く仕入れて高く売る行為のことを言いますが、形のあるものである必要はありません。
例えば優良な情報を安く仕入れて、仕入れた情報を高く売ることも転売になります。
因みに小売店から仕入れて転売する行為のことを最近では「せどり」とも呼ばれています。
せどりは小売店(ブックオフなど)から購入した商品に金額を上乗せして、ヤフオクやフリマアプリなどで、販売する行為のことです。
転売も形ある商品・製品を売っている場合、物販の一部といえるので同じ意味と思われがちですが、厳密に全く同じ意味ではありません。
物販初心者の方にとっての物販ビジネスは、転売と認識されていることが多いです。
なぜなら、物販ビジネスについて情報を調べ始めると、多くの情報が転売前提で紹介されているからです。
そのため、物販ビジネスを始めることは、イコールで転売を始めることが多くなります。
逆に、物販ビジネス初心者の方にスーパーの経営を進められても、正直響きませんからね。
ということで、初心者の方にとっては、物販ビジネスは転売という認識でも大きく外れていません。
ただし、知識としては物販と転売は同じ意味ではないということは、覚えておくと良いでしょう。
せどりと転売の違いについて
せどりと転売の違い
- せどり:安く商品を仕入れて高く売ること
- 転売:人気商品・品薄商品、トレンド商品を買い占めて高額販売する行為
例えば、小売店などで販売されている商品を、安く仕入れて高く売る分にはせどりという認識です。
しかし、小売店で販売される”限定品”を買い占めて、利益を独占するような販売手法は、転売に該当します。
利益が出るのは後者ですが、社会悪としてとらえられることが多いので注意しましょう。
詳しくは下記の記事をご覧ください。

物販ビジネスの種類は?
続いて、物販ビジネスの種類についてお話ししていきます。
この項目の内容は以下のようになります。
- せどり
- 無在庫物販
- 輸入・輸出
それでは詳しく見ていきましょう。
せどり
物販ビジネスの王道と言えば「せどり」ですね。
せどりは、商品を安く仕入れて高く売るビジネスです。
例えば近所のブックオフで中古本やCDを購入し、オークションやフリマアプリで高く売ることで利益を上げます。
購入した商品に買い手がつかないリスクや、在庫を抱える不安はありますが、少量であればかなりリスクは少なくなります。
行うこととしては、安く購入した商品を高く売るだけなので、初心者でも始めやすいビジネスモデルです。

輸入・輸出ビジネス
物販ビジネスには、海外を相手にした輸入や輸出の物販も存在します。
日本では高額で取引され、海外では安く仕入れられる商品を仕入れて販売する輸入物販。
日本では安く購入でき、海外では高値で取引される商品を販売する輸出物販。
市場が海外に広がるため、うまく運営できれば大きな利益が見込めます。
しかし、輸出入のルールを知る必要があり、国内物販と比べて法律違反になるリスクが高まります。
そのため、国内物販をある程度経験してきた、中級者以上の方が挑戦する物販ビジネスとなっています。
中国輸入OEM

欧米輸入

無在庫物販
物販ビジネスの中には、在庫を持たずに行う無在庫物販があります。
無在庫物販は、その名の通り在庫を持たず、商品の買い手が決まった後で仕入れをします。
そのため、在庫が残ってしまうという悩みが無い点が魅力になります。
ただし、購入者が決まってからの仕入れになるので、いざ仕入れようと思った際に品切れで仕入れられないというリスクがあります。
さらに、品切れではなかったとしても、調査したころよりも値段が上がり、仕入れ値で損失が出るケースも出てきます。
それでも、大量の在庫を抱える必要のない物販ビジネスとして、魅力的なスタイルとなっています。

物販ビジネスの販売場所について
インターネット上の販売先は大きく2つに分けれます。
プラットフォーム
- Amazon
- 楽天市場
- ヤフーショッピング
- ワウマ
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
- Ebay
- Base
自社ショップ
- MakeShop
- カラミーショップ
- Wix
- ワードプレス(EC CUBEなど)
- Shopify
物販ビジネスはどんな人におすすめ?
ビジネスには向き不向きが存在します。
どんなに素晴らしいビジネスモデルでも、向いていない人が成果を出すことは難しいものです。
この項目では、物販ビジネスに向いているのはどんな人なのかについて、お話ししていきます。
- ネットショップを活用している人
- パソコンの基本操作ができる人
- 同じ作業の繰り返しが好きな人
- 対人関係の少ない仕事が好きな人
- お店の運営に胸躍る人
それでは、詳しく見ていきましょう。
ネットショップを活用している人
物販ビジネスは、普段からネットショップで買い物をしている方におすすめのビジネスです。
日常的にネットショップを利用している方であれば、どんな商品が売れているのかや、なぜこの商品を魅力的と感じたのかなどを、ユーザー目線で考えられます。
ユーザーの立場になれることで、販売することになった商品について、どんな魅力を伝えることでユーザーの胸に響くのかも、購入者目線で考えることができます。
逆に、普段ネットショップを利用していない方にとっては、購入するユーザーの気持ちがわからないので、商品を魅力的に伝えることが難しくなってしまいます。
そのため、普段からネットショップを活用している方は、物販ビジネスで優位になれます。
パソコンの基本操作ができる人
物販ビジネスを行うにあたり、パソコンの操作ができないことは致命的です。
なぜなら、販売したい商品の写真をアップロードしたり、商品の詳細情報を記載したりと、パソコンで行うことが非常に多いビジネスだからです。
スマホで気軽に参入できる物販もありますが、スマホだけで大きく利益を上げるのは現実的ではありません。
物販ビジネスを有利に進めるためのツールの利用にも、パソコンは必要になります。
そのため、物販ビジネスを行うのであれば、パソコンの操作は必須スキルとなります。
同じ作業の繰り返しが好きな人
物販ビジネスは、基本的に同じ作業の繰り返しです。
商品を仕入れて販売するという作業を、ただひたすらに行います。
この同じことの繰り返しが退屈で嫌いという方もいるので、繰り返す作業が苦手な方には向いていません。
逆に言うと、同じ作業を繰り返し続けられる方は、強くなれるビジネスです。
周囲から「よく飽きないね」と言われることがある方は、物販ビジネスに向いている可能性がありますよ。
対人関係の少ない仕事が好きな人
物販ビジネスは、基本的に誰かと直接関わることがありません。
誰かに関わるとしても、ネット上で完結することがほとんどです。
実店舗からの仕入れを行う場合は、お店の方と関わることになりますが、ネットで仕入れている場合は、お店の方とも関わりません。
この環境は、だれかと関わりながら仕事をしたいという方には、非常に退屈なものです。
しかし、対人が面倒という方にとっては、非常にうれしい仕事環境と言えますね。
お店の運営に胸躍る人
物販ビジネスを行うと、ネット上に自分のお店を持つことになるので、お店の運営を楽しめる方におすすめです。
例えばメルカリで出品するとして、メルカリで出品している時点で、そこはあなたのお店になります。
どんなアイコンにしようか、写真はどれを載せようかと、そのお店をあなたが運営していきます。
取り扱うジャンルを決めて、そのジャンルの専門店を作るのも楽しいですよ。
逆に、お店の運営を手間と感じてしまう方は、写真選びが苦痛な作業になってしまいます。
苦痛に感じることは続きませんよね。
ということで、お店を運営しているということを、楽しいことだと感じる方は、物販ビジネスでいいお店の運営ができますよ。
物販ビジネスの5つのメリット
そんなビジネスにもメリットとデメリットが存在します。
多少のデメリットがあったとしても、メリットに魅力を感じることで、そのビジネスにチャレンジするわけですね。
この項目では、物販ビジネスのメリットを紹介していきます。
メリットの内容はこちらです。
- 低予算で始められるビジネス
- 上司の顔色をうかがう必要なし
- 隙間時間の副業として始められる
- ビジネスにしては覚えることが少ない
- 始めることへのリスクが少ない
あなたが魅力的に感じるメリットはあるのでしょうか?
低予算で始められるビジネス
物販ビジネスは、実店舗を構える必要が無いので、少ない予算で始められるビジネスと言えます。
パソコンとネットがあれば、あとは商品を仕入れて売るだけですからね。
これが実店舗が必要なビジネスとなると、土地にお店、場合によっては従業員を雇うなど、大きな費用が必要になります。
そう考えると、かなりの低予算で始められるビジネスですから、失敗した時のリスクは非常に低くなっています。
上司の顔色をうかがう必要なし
物販ビジネスは、あなたに命令する上司がいないので、思う存分羽を伸ばして挑戦できるお仕事です。
「この作業が終わったらここを修正しよう」と思っているのに、「どうなってるんだ!修正が終わってないぞ!」と、嫌なタイミングで指摘されることもありません。
仕入れる商品も自分で選べますし、販売価格もあなたの思うとおりに設定できます。
自分の思うままに運営できる点は、物販ビジネスのメリットと言えますね。
隙間時間の副業として始められる
物販ビジネスは、空いた時間で作業ができるので、副業として始めることができます。
職場への移動中に気になる商品を見つけておいて、家に帰宅後に詳細を調べてそのまま仕入れるなど、空いた時間を有効的に使えます。
商品の発送は、職場に行く途中でも行えるので、通勤が楽しい時間になりますよ。
ビジネスにしては覚えることが少ない
物販ビジネスは、普通のビジネスと比べて、覚えることが少なめです。
パソコンの操作ができて、仕入れができて、出品ができて、配送ができればとりあえず運用できます。
当然、より利益を上げようと思うと、ツールの使い方を覚えるなどのスキルアップは必要です。
それにしても、パソコンの操作ができる方なら、とりあえず挑戦できるわけなので、非常に覚えることが少ないビジネスと言えるでしょう。
始めることへのリスクが少ない
メリットの前半で、低予算で始められる点をメリットとしてあげたように、物販ビジネスは低リスクで始められるビジネスです。
金銭的なリスクだけでなく、社会的な目線という意味でもリスクは少ないです。
例えば、ユーチューバーになって顔出しした場合、視聴者から攻撃を受けるリスクがあります。
その攻撃はあなただけではなく、あなたの家族にまで及ぶかもしれません。
お金が稼げたとしても、身の危険を感じながらの生活には、大きなストレスがありますよね。
一方の物販ビジネスは、基本的に顔出しはしませんし、身バレもしないので、攻撃を受けることがありません。
クレームと言う形での攻撃はありますが、直接的な攻撃対象にはならないものです。
そのため物販ビジネスは、始めることのリスクも少なければ、攻撃されるリスクも少ないビジネスです。
物販ビジネスの4つのデメリット
メリットの次はデメリットも紹介させていただきます。
デメリットがあまりにも大きいと感じるようでしたら、物販ビジネス方は撤退した方が無難かもしれません。
デメリットの内容は以下のようになります。
- 強制力がないので続かない
- 偽物のコンサルや情報も多い
- 作業をし続ける必要がある
- アカウント停止のリスクがある
何事においても、デメリットはメリット以上に知っておいた方がいいリスクの部分になります。
事前に知っておくことはかなり大切な項目です。
それでは順番に確認していきましょう。
強制力がないので続かない
物販ビジネスは自己責任の要素が大きく、だれも「ヤレ」と言ってくれないので、続けれれないことが多いです。
はじめは不用品を販売してみて、楽しいからと続けたものの、仕入れが面倒でやめてしまうケースもあります。
物販ビジネスは誰も強制してくれないので、続けることが難しいというデメリットがあります。
偽物のコンサルや情報も多い
物販ビジネスを学ぼうと思うと、偽物のコンサルに騙されることがあります。
物販を始めたころは、独学でやろうと思うかもしれませんが、どうしても途中で挫折するものです。
壁にぶち当たった場合、できれば上級者の方にアドバイスをもらい、次のステージへ進みたいところですね。
しかし、そんな悩みに付け込むように、詐欺まがいのコンサルタントが現れます。
悩みが解消するならと、先払いでコンサル料を支払った結果、コンサルの内容はスカスカ。
支払った金額は20万円ていどで、訴えて勝てたとしても労力には見合わず、そのまま泣き寝入りというパターンですね。
コンサルを依頼する際は、コンサルタントが発信している情報をしっかり確認し、信頼できる相手なのかを判断しましょう。
作業をし続ける必要がある
物販ビジネスは、基本的に肉体労働タイプのビジネスなので、作業はずっと続きます。
休んでしまえば売り上げは落ちるので、常に活動し続ける必要があります。
利益の一部を使い、作業を外注化することも可能ですが、それでも指示や確認をする作業は残ります。
物販ビジネスは、不労所得タイプとは言えないビジネスモデルです。
アカウント停止のリスクがある
物販ビジネスは、特定のサイトやアプリに依存する形のビジネスです。
Amazonで出品するためにはAmazonのアカウントが必要ですし、メルカリで出品する際もメルカリへの登録が必要です。
そのため、アカウントが停止や削除されてしまうと、何もできなくなってしまいます。
それまでに積み上げてきた評価や実績も消滅です。
アカウント削除は物販ビジネスにとって非常に大きなリスクなので、違法行為を行わないなど、アカウントを大切にしながら、運営するようにしましょう。
物販ビジネスの基本の4ステップ
月に何十万、多い人になれば100万円を稼ぐネットビジネスとなれば、やらなければいけないことも多く、難しいことを覚えなければいけないと思われますが、これがまったく違います。
物販は非常にシンプルで、覚えやすいビジネスなのです。
やらなければいけないことは4つだけです。
- リサーチ
- 仕入れ
- 出品
- 管理
基本的これだけでOKです。
他にはありません。
特にAmazonの場合は、その他の面倒くさい作業はすべて代行してくれます。
集客、梱包、発送、決済……など、あなたの代わりにやってくれますので、非常に手間が省けます。
上記の4つについては、各記事で詳しくお話しますので、そちらをよく読んでください。



物販ビジネスを始めるための準備
ここからは、物販を始めるための準備についてのお話しです。
お伝えする内容はこちらです。
- どんな商品を販売するか決める
- 物販を行うサービスを決める
- 仕入先を複数探す
それでは順番に確認し、物販の準備を始めましょう。
どんな商品を販売するか決める
物販ビジネスを始めるために、まずは出品する商品を決めていきます。
いきなり商品を選ぶことは難しいので、いったん攻めるジャンルから決めていくと良いですね。
例えばパソコンが好きな方であれば、パソコン関連の商品を扱うと決めます。
パソコン関連の中でも、パソコン本体を扱うのか、マウスや液晶フィルムなどの周辺アイテムを扱うのかと検討していきます。
そして、まずはマウスを専門的に出品して、徐々にほかの商品も出品して、最終的にはパソコンも出してみようと計画してみます。
わくわくするような計画ができたところで、物販を行うサービスを決めていきましょう。
物販を行うサービスを決める
物販ビジネスができるサービスとしては、Amazonやメルカリ、ヤフオクなどが有名ですね。
Amazonは最大手なので、将来的には必ず利用するとして、初心者の方はメルカリあたりからスタートしてみましょう。
商品によってはオークションに出品するのも面白いですが、まずはメルカリでの出品が無難です。
仕入先を複数探す
どこで出品するかまで決まりましたら、商品の仕入れ先を探しましょう。
仕入先が必つでは心もとないので、複数の仕入れ先を見つけておくといいですね。
ネットで仕入れるのであれば、ヤフオクや楽天市場、そしてメルカリはおすすめです。
ヤフオクは思いもよらない商品が、激安で手に入ることもあるので、定期的にチェックしておく価値があります。
また、メルカリは一般の方が何となく出品していることが多いので、市場価格よりも安く出品されていることがあるので、相場よりも安く仕入れるチャンスがあります。
ネット以外にも、大手のスーパーの在庫処分で安く仕入れられることがあるので、近所の実店舗を調査しておくのもおすすめです。
物販ビジネスには専用の口座が必要?
物販を行うにあたり、ビジネス用の口座を用意する必要はあるのでしょうか?
この項目では、物販用の口座についてのお話しをさせていただきます。
内容はこちらです。
- 専用口座は開設した方がいい
- 物販用のクレジットカードも必要
- 専用口座が無いと大変
- 物販口座におすすめの銀行
それでは詳しく見ていきましょう。
専用口座は開設した方がいい
物販ビジネスを行うにあたり、物販用の専用口座の作成は必須と言えます。
物販ビジネスを行うということは、仕入れのためにお金を使い、売り上げが振り込まれるようになります。
そのため、物販のために使ったお金がどのくらいで、振り込まれた利益がどのくらいということを、把握する必要が出てきます。
趣味で月に数品出品するだけということでしたら、専用口座までは不要ですが、ビジネスとして本気で取り組むのであれば、専用口座を用意しましょう。
すでに開設済みで、普段利用していない口座があれば、そちらを物販用にするのも良いですね。
物販用のクレジットカードも必要
物販用の口座以外にも、物販専用でクレジットカードを用意することもおすすめです。
物販で購入したものはすべてこのクレジットカード!と決めておくと、後でどんな商品を購入したのか把握しやすくなります。
物販で収入を得るということは、確定申告が必要になってきます。
物販専用のクレジットカードで仕入れを行うと、何をいつ購入したのかがわかりやすいので、確定申告の際も楽ですよ。

専用口座が無いと大変
物販用の専用口座やクレジットカードが無い場合、お金の動きを把握することが大変になります。
例えば仕入れた「商品A」を、いつ購入して価格がいくらだったのか調べる場合、専用口座であれば非常に探しやすくなります。
一方で専用口座が無い場合、買い物や水道代、臨時収入や急遽の支出など、不特定多数のお金の動きが記録されます。
その中から物販関連の情報を探すとなると、探せなくはないですが非常に手間になります。
クレジットカードについても同じことが言えます。
コンビニやスーパーの日常の買い物分と、物販用の買い物を別々のクレジットカードで行っておくことで、情報を整理する際の負担がかなり軽減されますよ。
物販口座におすすめの銀行
物販用で口座を作成するなら、楽天銀行がおすすめです。
ネットで気軽に作れるうえに、あの楽天ということで安心感があります。
さらに、楽天カードのポイントがたまりやすくなる点も魅力的です。
物販ビジネスを行っていると、クレジットカードのポイントが普通人よりもかなり貯まります。
楽天銀行を利用しながら、楽天カードで仕入れを行うことで、ポイントがどんどん貯まるようになりますよ。
初心者が物販ビジネスで稼ぐ方法は?
せっかく物販を始めるのであれば、稼げるようになりたいですよね?
しかし、初心者の方が簡単に稼げるほど、ビジネスは甘くありません。
そんな物販ビジネスですが、少しでも稼ぐための参考になるように、初心者の方が物販で稼ぐ方法を紹介しておきます。
この項目の内容はこのようになっています。
- ネットやお店で割安な商品を購入する
- 気軽なフリマサイトに出品する
- 利益を伸ばすための行動をする
- いきなり上級者向けの物販を行っても稼げない!
それでは一つずつ確認していきましょう。
ネットやお店で割安な商品を購入する
まずは販売する商品が必要なので、出品する商品を仕入れましょう。
とはいえ、物販初心者の方が、安いからと言ってまとめ買いをすると、需要が無くて売れずに在庫が残るリスクがあります。
まずは1品購入して、試しに出品してみましょう。
最悪、購入者が現れなくても許せる範囲の価格帯で選ぶと、売れなかった場合のダメージが少なく済みます。
1~3品程度の仕入れが完了しましたら、とりあえず出品してみて様子を見ましょう。
気軽なフリマサイトに出品する
初心者の方におすすめの出品先は、だれでも気軽に出品できるフリマサイトです。
特にメルカリは、知名度が高く、利用者が多いのでおすすめです。
同じ商品を検索することで、ライバルが出品している価格も調べられるので、価格設定の感覚も身に付きます。
物販ビジネスを始める初心者の方は、まずはメルカリあたりで物販を経験を積みましょう。
利益を伸ばすための行動をする
フリマサイトで1,000円、2,000円と稼げるようになってきたら、あとは仕入れと出品を繰り返して、売り上げを1万円、2万円と伸ばしてみましょう。
数万円を稼げるようになる頃には、もっと効率よく稼げないものか?と考え始めます。
物販は性格に合っている!もっと稼ぎたい!と強く思い始めたタイミングで、Amazon物販などの、本格的なステージに進みましょう。
いきなり上級者向けの物販を行っても稼げない!
初心者が物販ビジネスを始める際に、いきなり海外輸出入などに挑戦しても、ほとんどの場合失敗します。
例外的に成功した方が、簡単だからと上級者向けの手法を勧めていることもありますが、再現性が低いケースが多いです。
例えば、成功した方が普通の人の10倍の作業をこなして成果を出したとします。
この場合、その成功者と同じように、あなたも普通の10倍の作業をこなす必要があります。
しかし、普通の人が必死にやっている10倍の作業量をこなすのは、容易なことではありません。
「あの人は初心者のころから上級者向けの物販をしてたんだから、私も初めから上級者向けにチャレンジしよう」
そう考えてしまうと、失敗の可能性が高くなります。
早く大きく稼ぎたい気持ちはわかりますが、まずは小さな成功体験を積んでいくことが、後の大きな利益に繋がりますよ。
初心者は要らないものを売ってみる
メリットとデメリットを知ったうえで、物販ビジネスに挑戦してみたいと感じた方は、試しに何かを販売してみましょう。
この項目では、初心者の方が要らないものを売るためのアドバイスをさせていただきます。
内容はこちら。
- メルカリで売ってみる
- ヤフオクで売ってみる
- Amazonでは売らない
それでは順番に確認していきましょう。
メルカリで売ってみる
まずは家にある要らないものを、メルカリに出品してみましょう。
メルカリはかなり気軽に始められる物販なので、初心者の方におすすめです。
商品を出品して、利益を得るという感覚を経験するのにおすすめです。

ヤフオクで売ってみる
ヤフオクでオークションの経験をするのも良いですね。
出品した商品が、思いもよらぬ高額で落札される快感は、物販を始めるからには経験したい体験です。
それに、ヤフオクで激安で落札できた商品を、転売して利益を得ることもできるので、ヤフオクは使い慣れておく価値がありますよ。
Amazonでは売らない
初心者の間は、Amazonで出品しないようにしましょう。
物販のことがよくわからない状態で、Amazonに出品してしまい、クレームになってアカウント停止という可能性が出てきます。
中級者以上の方であれば、頑張ってアカウントを復活させる手続きを行えますが、初心者の方には難しいかなと思います。
Amazonは物販を行う上で大切なプラットフォームなので、完全初心者の間は出品しないようにしましょう。
初心者でも売りやすいカテゴリーはあるの?
続いて、初心者の方にとって、ねらい目となる売りやすい商品について紹介していきます。
ここでお話しする内容は以下のようになります。
- トレンドに乗っている商品
- CMなどで紹介されている商品
- 小さくて軽い小物系
- あなたが大好きなジャンル
それでは詳しく解説していきますね。
トレンドに乗っている商品
初心者でも売りやすい商品には、トレンドとして注目されている商品があります。
季節的なトレンド商品もあれば、その年に話題になったトレンド商品もねらい目ですね。
物販初心者の方は、トレンドになっている商品を出品してみましょう。
CMなどで紹介されている商品
知名度の高い商品は、購入される可能性が高くなります。
無名の掃除機よりも、ダイソンの掃除機が欲しくなるのと同じですね。
そのため、CMなどで紹介されている商品は、売れやすい商品と言えます。
ただし、知名度が高い分ライバルも多くなるります。
知名度が高く、ライバルが少ない商品を見つけたときは、急いで出品しましょう。
小さくて軽い小物系
スマホケースやイヤホンなど、小さくて軽い商品はねらい目です。
送料が安く済むので、送料で赤字というリスクが少なくなるからです。
物販を始めた初心者の方は、送料の計算をなんとなくで行ってしまい、実際に配送してみたら送料が高額だったという経験をするものです。
小さくて軽い商品であれば、送料の計算ミスがあっても小さな金額で済むので、初心者の方におすすめの商品と言えます。
あなたが大好きなジャンル
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、好きであることは最大の武器になります。
物販ビジネスでも、好きな商品を扱うことが、意外に重要なポイントになります。
例えば好きなアイドルのグッズについてであれば、溢れんばかりに魅力を伝えることができます。
しかし、知らない演歌歌手のグッズについては、その魅力を伝えることは困難になります。
「この出品者には愛がある」と感じることで、このページから購入しようと決めることはよくあることです。
あなたも大好きな商品を出品して、その商品の魅力を思う存分伝えましょう。
初心者が避けた方がいいカテゴリーはあるの?
今度は逆に、初心者の方にはハードルが高い、扱わないほうがいい商品を紹介していきます。
この項目の内容はこちら。
- 家電製品
- 大手ブランド商品
- サイズが大きい商品
それでは確認していきましょう。
家電製品
保証書や初期不良などのリスクがあるため、家電製品の出品は初心者の方にはおすすめできません。
特に新品は保証期間についてなど、難しい要素が含まれています。
もしも家電製品を出品したいのであれば、中古として販売するのが無難です。
新品で出品したいということでしたら、保証についてなど、注意点をしっかり記載し、トラブルにならない対策をしましょう。
大手ブランド商品
ブランド商品は人気ですが、偽物を仕入れてしまうリスクがあるので、初心者の方にはおすすめできません。
中級者以上であっても、ブランド品の鑑定は困難なので、できればスルーした方が無難です。
偽物を販売したということで、アカウントが停止してしまったら、その後の物販ができなくなるという一大事ですからね。
よほど確かなルートで仕入れられる方以外は、手を出さないようにしましょう。
サイズが大きい商品
テレビや自転車など、サイズが大きい商品は配送が大変なので、初心者の方にはおすすめできません。
包装作業もどうしたらいいのかという次元からスタートですし、送料設定を間違えてしまうと、大きな赤字になる危険性もあります。
小さくても利益の大きな商品がある中で、わざわざ大きなサイズの商品を選ぶメリットは少ないです。
物販の作業に慣れるまでは、大きなサイズの商品は扱わない選択がベターです。
【実践!】メルカリで商品を売る経験をしてみよう!
この項目では、メルカリを使って、商品を販売する練習をしてみましょう。
商品を売るという経験が、今後の物販ビジネスのスタートになりますよ。
実践していただく内容は、以下の項目になります。
- 実践① まずはメルカリに登録する
- 実践② 家にある売りたいものを決める
- 実践③ ライバルの販売価格をチェックする
- 実践④ 試しに出品してみる
この項目を実践するかしないかはあなた次第です。
物販ビジネスには強制してくれる誰かはいないので、自分の意志で行動を起こす習慣を身に付けましょう。
実践① まずはメルカリに登録する
物販の経験をするために、メルカリに登録してみましょう。
会員情報の入力や、電話番号の確認を行い、メルカリの登録を完了させましょう。

引用:https://jp-news.mercari.com/2018/11/26/signup/
実践② 家にある売りたいものを決める
メルカリのアカウントが作成できたら、家になる不用品を探して、要らないものを決めましょう。
「こんなものが売れるのかな?」と思うようなものも売れたりするので、あまり考えずに要らないものは出品するくらいの感覚で大丈夫です。
思い出のあるものを売ってしまうと後で後悔するので、今は使っていなくても大切にしたいものは残しておきましょう。
実践③ ライバルの販売価格をチェックする
売りたい商品が決まりましたら、メルカリで同じ商品が出品されていないかチェックします。
同じ商品を見つけましたら相場を確認し、その相場に合わせた価格に合わせます。
少しでも早く売れたという経験が欲しい方は、相場より低い価格で設定するのもありですよ。
実践④ 試しに出品してみる

引用:https://www.mercari.com/jp/help_center/article/62/
商品の販売価格が決まりましたら、ついに出品です。
出品することでユーザーの目に触れるようになり、コメントが付いたり、いいねが付いたりします。
この反応が始まると、一気に物販が楽しくなってきます。
あとは購入者が現れるのを待つだけなので、その時を楽しみにしましょう。
物販ビジネスの師匠は必要?
ビジネスを始めるにあたり、先生的な存在は、力強い支えになってくれます。
では、物販ビジネスにおいて、師匠の存在は必要になってくるのでしょうか?
この項目では、物販を師匠から学ぶメリットやデメリットを紹介させていただきます。
- 師匠から学ぶメリット
- 師匠から学ぶデメリット
- こんな講師は要注意!
- 良い師匠に学ぶことが重要
それでは順番に確認していきましょう。
師匠から学ぶメリット
物販ビジネスは独学でも始められます。
しかし、師匠的な方に教えてもらうことで、大きなメリットを得ることができます。
- ビジネスの加速化
- アカウント停止のリスク回避
- 生徒同士の繋がりができる
師匠から学ぶことで、進むべき道が明確になり、寄り道がなくなるので、ビジネスの成長が加速します。
経験値が高い師匠であれば、失敗の経験も多いため、アカウント停止などのリスクを回避する方法も学ぶことができます。
そして、良い師匠のもとには生徒も集まるので、生徒同士の横のつながりができます。
横のつながりは、情報交換ができる相手としても大切になるので、師匠のコンサルを受けている間に、同志も見つけておきましょう。
師匠から学ぶデメリット
師匠から学ぶことで、好きなことができなくなる可能性があります。
例えばあなたがスマホを出品したいと考えていたとして、師匠の方針がスマホはNGということでしたら、スマホの出品ができ前ん。
正確には、どんな師匠が相手でもスマホの出品はできますが、NGと言われていることをやっているのであれば、サポートは十分に受けられなくなります。
また、ヤフオクを使うという方針の師匠であれば、Amazonでの出品については相談できないなど、決められたプラットフォームでのコンサルになります。
自由度が奪われるので、窮屈さが苦手な方は、師匠がいないほうがいいかもしれません。
それでも、守破離の守の時期だと割り切って入門し、独り立ちした際に思う存分暴れるのも、流れとしては良いと思いますよ。
こんな講師は要注意!
物販ビジネスを学ぶ際は、詐欺的なコンサルに気を付けましょう。
誰でもいえるようなノウハウしか知らない師匠や、師匠自体の実績が怪しい場合は要注意です。
基本的に物販ビジネス系のコンサル料は前払いで、返金はありません。
詐欺だと思ってコンサルを断る際は、返金が無いままただ止めることになります。
詐欺や内容が薄すぎるコンサルにがっかりする前に、講師のブログやSNSを確認して、信頼に値する相手なのかを判断しましょう。
良い師匠に学ぶことが重要
どんなビジネスにも言えることですが、有能な先生から学ぶことはとても重要です。
あなたが今苦労して相談したいことは、本物の師匠であれば一瞬で解決してくれます。
時には自分で解決するスキルを身に着けさせるために、あえて答えは教えずに、ヒントだけを与えるという指導もいただけることでしょう。
有能な先生のコンサルは、ビジネスを一気に加速させてくれるので、本気で物販ビジネスをやる!と決めた際は、良い師匠を探すことも検討しましょう。
【初心者必見】物販とは何か? まとめ
ここまで、初心者の方向けに「物販とは何か?」「物販ビジネスで稼ぐには?」というお話をしてきました。
ここまで読み進めた方であれば、物販を始めてみたいと心がウズウズしているころではないでしょうか?
物販には初心者向けのものから上級者向けのものまであるので、まずは初心者でもできる物販を行い、あなたと相性の良いビジネスなのかを判断しましょう。
気軽にできる物販として、不用品をメルカリに出してみることから、物販ビジネスをスタートしてみてくださいね。