せどりは稼げない?その理由と稼ぎ方を紹介!
せどりは、感染症が流行して以降始める人が増えたビジネスです。しかし、せどりは一部では「稼げない」という声も上がっています。
結論を先に話しておくと、せどりは稼げない人もいますが、対策やコツを押さえておけば継続的に稼げるビジネスです!
【この記事をまとめると】
せどりで稼げない理由!
- 市場にライバルが増えたから
- 稼げる商品がなかなか見つからないから
- 販売先の規制が厳しくなったから
せどりで稼げない人に多い特徴!
- リサーチをテキトーにしている
- 楽して稼ごうとしている
せどりで稼げない人が実践したい対策!
- リサーチ力を身に着ける
- 売れる商品を把握して利益を出す
- 徹底的に利益を出す
せどりは稼げない?プロが徹底解説!
先ほども触れましたが、せどりは実践する人が増えているため、状況次第では稼げない可能性があります。稼げない理由は複数ありますが、最近ではAmazonの利用規約の改変などが挙げられます。
Amazonは、購入者ファーストな考えのプラットフォームで、快適に買い物ができるようにさまざまな規約を設定しています。なかでも、セラーを苦しめているのが、出品規制です。
Amazonで販売をする場合、規制を解除しないとそのジャンル・メーカーの商品は販売できません。よく、「せどり 稼ぎ方」というワードで出てきた記事で、以下のようなことが書かれている場合があります。
上位記事に書かれていること
- 家電は売れるので仕入れましょう!
- ゲームは売れるので仕入れたほうがよいです!
たしかに、Amazonでどちらも売れるジャンルで仕入れる人が多いですが、メーカー規制が厳しくなりつつあります。そのため、仕入れたところでAmazonに販売できないというケースもあるわけです。
Amazonせどりが稼ぎづらくなっている理由!
仕入れた商品が販売できるプラットフォームは複数ありますが、なかでも有名なのはAmazonです。当編集部でもメインで紹介している販売先ですが、稼ぎづらくなっているようです。
理由は複数ありますが、具体的には以下のとおりです。
Amazonせどりが稼ぎづらくなっている理由
- 販売手数料が上がったから
- 販売規制が厳しくなっているから
- 規制が厳しく垢バンすることも多いから
当編集部の周りには、せどりを実践している人もいますが、Amazonから”楽天・Yahoo!ショッピング・ヤフオク”に販路を変えた人を多く知っています。
抜け道を探せばたしかに稼げますが、昔に比べると稼ぎづらくなったのが現状です。
販売手数料が上がったから
Amazonでは、たびたび販売手数料を改定することがあります。同時に、Amazonの専用代行サービスFBAを利用する手数料も、改変されている印象です。
2022年の改定では、以下のジャンルの販売手数料が改定されました。
Amazonの販売手数料が改定したジャンル
- ドラッグストア
- ビューティ
- 食品&飲料
- ペット用品
- ベビー&マタニティ
2022年3月より規約が改定され、現行よりも高くなりました。それぞれ紹介すると、以下のとおりです。
【販売手数料について】
- ドラッグストア
→1,500円以下の商品は商品代金×8%
→1,500円を超える場合は商品代金×10% - ビューティ
→1,500円以下の商品は商品代金×8%
→1,500円を超える場合は商品代金×10% - 食品&飲料
→1,500円以下の商品は商品代金×8%
→1,500円を超える場合は商品代金×15% - ペット用品
→1,500円以下の商品は商品代金×8%
→1,500円を超える場合は商品代金×10% - ベビー&マタニティ
→1,500円以下の商品は商品代金×8%
→1,500円を超える場合は商品代金×15%
販売手数料が2%~5%ほど変わるだけでも、売上はだいぶ変わります。この状況で稼ぐためには、少しでも安く商品を仕入れなければなりません。
リサーチができない人は、総じてせどりでは稼げないので注意しましょう。
販売規制がかかっているから
Amazonは、販売規制がかかっている商品が多く、これからせどりを始める人には少しハードルが高い販売先です。販売規制は、大きく分けると以下の2つになります。
Amazonの販売規制について
- メーカー規制:メーカーが規制をかけているパターン
(例:Panasonic、任天堂など) - カテゴリ規制:カテゴリで規制がかかっているパターン
ほとんどはメーカー規制で、特定のメーカーは販売規制を解除しないと、商品を販売できません。規制が厳しくなった背景には、買い占め行為による高額転売や、偽物商品の販売などがあげられます。
これも、優良なセラーのみを絞る運営の対策です。
Amazonの、出品制限・出品規制については、以下の記事で解説しているので気になる人は参考にしてください!
>>amazonの出品制限・出品規制|規制商品・解除方法を紹介
規制が厳しく垢バンすることも多いから
Amazonは、年々規制が厳しくなり垢バンすることも少なくありません。普通に販売していても、規制がかかることがあるので注意しましょう。
稼げなくなってしまい、最終的に垢バンする人も多いとか。なかでも、Amazonせどりで気を付けたいのが真贋調査です。
真贋調査とは、本来偽物商品を販売している人を対象に、販売している商品が正規品かどうか調査することです。
しかし、真贋調査は”ランダムチェック”というものがあり、真贋品を販売していない人でも以下のような人が対象になります。
ランダムチェックで対象になりやすい人
- アカウント開設1年未満の人
- 新品商品を販売している人
- 中古商品を販売している人
以前までは、新品商品のみが対象でしたが、最近では中古品を販売している人も対象になっているようです。
たしかに以前は中古はゆるかったのだ。ただ最近、中古本にも真贋調査入ったという情報があるので、中古出品だからといって確実に安全かといえばそうではないのだ。
真贋入れば、入手先の資料求められるので、その時点でメルカリやヤフオクとかで仕入れていたらアウトなのだ。— スカウトのアライさん(スカイさん) (@sukautonanoda) September 7, 2021
商品にもよりますが、中古の漫画本やフィギュアを販売している人が、対象になりやすいので注意しましょう。
せどりで稼げない人に多い特徴!
せどりで稼げない人には、それぞれ特徴があります。むしろ、この特徴に該当しない人は、せどりで稼げるチャンスがあります!
複数の特徴がありますが、具体的には以下のとおりです。
せどりで稼げない人に多い特徴
- リサーチをしていない
- 楽して稼ごうとしている
- 売れる商品を把握していない
このような人は、総じてせどりで稼げない印象です。特に、リサーチ不足の人は不良在庫を抱えて稼げない可能性が高いので注意しましょう。
リサーチをしていない
せどりでもっとも重要なことは、リサーチです。リサーチをしないことには売れる商品が見つからないので、注意しましょう。
今まで、せどりを稼げないでやめてきた人を見てきましたが、そのほとんどが以下のような仕入れをしていました。
せどりで稼げない人がしている仕入れかた
- 直感で仕入れている
- 根拠がない仕入れをしている
これは、当編集部でも気を付けていることですが、商品を仕入れる際は何事も根拠をもとに仕入れるようにしています。例えば、メルカリから以下の商品を仕入れてAmazonに販売するとします。
ネットで、この商品が売れるという情報だけを仕入れて販売するのは危険です。少なくとも、商品を仕入れる際は以下の根拠をもとに仕入れていきましょう!
商品を仕入れる際の根拠
- 商品が販売先で売れるかのリサーチ
- 商品が利益になるかどうかのリサーチ
- 損益分岐点を超えていないかどうか
このようなリサーチをして、問題なければ仕入れるという流れではないと、せどりで利益を出すのは難しいです。
当編集部で意識しているのは、商品を仕入れた際に「なぜ仕入れたのか」を説明できる状態で必ず仕入れています!根拠がない仕入れは、不良在庫になってしまうだけなので注意しましょう!
楽して稼ごうとしている
せどりは、正直楽して稼げるようなビジネスではありません。今まで、せどりで稼げなかった人は、楽して稼ごうとして以下のような失敗をしてきました。
せどりで稼げなかった人がした失敗
- ネットで売れるという情報だけを信じて仕入れた
- 同じ商品を何度も仕入れた
たしかに、安定して仕入れができて、安定して売れるなら同じ商品を仕入れるのもありです。しかし、メーカーの販売規制や、商品の需要の定価などで大量に在庫を抱えた人も少なくありません。
感染症時に、任天堂Switchを買い占めた人は、同じような末路をたどりました……。
こちらは、当時の価格推移グラフです。一時は、新品商品が60,000円~70,000円台で取引されていました。
しかし、全国の家電量販店やゲームショップでは任天堂Switchがなくなり、最終的には任天堂が一時的に生産をする事態になりました。
Amazonでは、販売許可を持っている人でも出品ができない状態になり、転売ヤーは大量在庫を抱える事態になったわけです。人気ゲーム機なので、売れなかったということはありませんが、損切をする人が多発しました。
売れる商品を把握していない
せどりでリサーチをする際に重要なのが、販売先で売れる商品を把握することです。せどりで商品を仕入れる場合、漠然とすべての商品をリサーチするのは非効率です。
そのため、効率よくリサーチするためにも、ジャンルを決めてからリサーチしなければなりません。ジャンル決めをしていない人や、売れる商品を把握していない人は、稼げない可能性が高いです。
せどりで仕入れたい商品は複数ありますが、なかでも以下のジャンルはおすすめです。
せどりで売れる・利益になるジャンル
- 家電系
- デジタルカメラ
- ゲーム系
- 古着関連※メルカリの場合
- ブランド品※メルカリの場合
Amazonで販売するなら、家電系やゲーム系がおすすめです!美容家電から、キッチン家電まで複数の商品が売れます。
また、ゲーム系の商品もおすすめで、総じて利益になる商品が多い印象です。売れる商品を把握すれば、稼げないこともなくなりますよ!
せどりをやめたほうがいい人の特徴!
せどりは稼げるビジネスですが、コツコツとした積み上げが必要です。そのため、以下のような人には不向きなビジネスです。
せどりをやめたほうがいい人の特徴
- 一度にがっつり稼ぎたい人
- 即金性がある仕事がしたい人
- プライベートを優先したい人
- 将来性を考えて仕事を選んでいる人
このような人は、単調な作業が続くせどりは向いていません。少しでも稼ぎたいと思っているなら、リサーチや仕入れ作業を徹底しておこないましょう!
一度にがっつり稼ぎたい人
せどりは、基本的にコツコツ稼いでいくビジネスなので、一度にがっつり稼ぎたいと思っている人には不向きです。たしかに、せどりで月商1,000万円以上稼ぐ人がいるのは事実で、毎月安定して利益を出している人も多いです。
しかし、そのような人のほとんどは、毎日コツコツと積み上げて利益を出しています。仮想通貨・投資などを想像して、1ヵ月で100万円を一度に稼ぐようなビジネスを想像している場合は、せどりは不向きです。
実際、せどりは以下の流れで稼いでいきます。
せどりで稼ぐ流れ
- 市場リサーチをする
- ジャンルを絞る
- 売れる商品をリサーチする
- リサーチ内容をもとに商品を仕入れる
- 商品を販売先で販売する
- 利益になったらリスト化する
基本的には、この流れに沿って商品を仕入れていく必要があります。する作業は単調で、リサーチにもっとも時間がかかります。
そのため、飽きを感じてしまう人も少なくありません。そのため、せどりはコツコツした作業が好きな人におすすめです!
一発で稼ぐようなビジネスとは異なり、毎日利益を積み重ねていきたい人は、せどりを実践しましょう。
即金性がある仕事がしたい人
せどりは、商品が売れれば利益になるため、即金性がある仕事です。しかし、販売先によっては、商品が売れても振り込まれるのは1ヵ月後ということもあります。
そのため、お金が即ほしい人からすると、あまりおすすめできないビジネスです。メルカリの場合は、最短3日で振り込まれますが、商品が売れないことには意味がありません。
せどりでは、商品が売れて初めて利益になります。そのため、いくら仕入れても売れないと、在庫を抱えたままになるわけです。
最終的に売れずに、損切しなければなりません。
(損切:赤字が出る販売をすること)
そのため、せどりは即金性を求める人ではなく、ある程度余裕があるビジネスをしたい人に向いています。
プライベートを優先したい人
せどりは、作業があまりにも多すぎるため、プライベートがない人も少なくありません。会社員とは異なり、作業をしないことには利益が出ません。
せどりは、作業量=利益なビジネスなので、時間をかければかけるほど利益も伸びます。そのため、自然とプライベートな時間もなくなっていきます。
実際、せどりで稼ぐためには、時間をかけたリサーチと仕入れ作業が重要です。空き時間にサクッとリサーチをしても、効率が悪いと1日中リサーチをすることになります。
休日もリサーチをして過ごすことも珍しくなく、プライベートはないようなものです……。
ただ、ある程度せどりが軌道に乗ってくると、一部作業を外注化できます!リサーチ作業も外注化できるため、プライベートにある程度余裕ができます。
将来性を考えて仕事を選んでいる人
せどりは、たびたび「稼げない」と言われているビジネスです。たしかに、Amazonも規制が厳しくなり、昔に比べると稼ぎづらくなりました。
もちろん、稼げる抜け道はあるものの、そのような情報はあまり表に出てきません。そのなかで、稼いでいくためには、情報を仕入れるルートとせどりを継続できる根気が必要です。
そのため、将来性を考えてせどりを始めようと思っている人には、少し不向きです。
たしかに、当編集部でもせどりを実践していますし、利益もそれなりに出ています。しかし、この手法やビジネスが、2年後も通用するかというと、そうでもありません。
可能性の話ですが、以下のようなことになるかもしれません。
せどりで今後起きる可能性があること
- 高額転売による法律の規制
- 個人セラーの販売禁止
- 販売手数料の大幅引き上げ
だれも予測できないことですが、可能性としては十分あります。安定を求めるなら、別の副業をしたほうがよいかもしれません。
せどりで稼げない人が実践したい対策!
せどりで稼げない人には、原因があります。その原因を解消しつつ、せどりでは稼いでいきましょう。
(具体的な対策は以下のとおり)
せどりで稼げない人が実践したい対策
- リサーチの基礎を身に着ける
- 売れる商品について把握する
- 利益が出る仕入れ先を確保する
- ジャンルを選定する・特化販売をする
せどりで稼ぎたいと思っても、なかなか稼げないのが現状です。しかし、リサーチや売れる商品の把握をしていれば、だれでも稼げるようになります!
少し知識を身に着けるだけなので、そこまで手間もかかりませんよ!
リサーチの基礎を身に着ける
せどりで稼げない人のほとんどは、直感で商品を仕入れていることが多いです。その場合、たしかに利益になることはあっても、不良在庫になる確率も高いです。
少しでも不良在庫をなくすためにも、リサーチの基礎を身につけましょう!なかでも、以下のリサーチ方法は身に着けておきたいところです。
せどりで身に着けておきたいリサーチ
- 商品の需要リサーチ
- ライバルのチェック
- 価格推移のリサーチ
- 損益分岐点の計算
これらができれば、せどりでは稼げるようになります。Amazonせどりを例に挙げた場合、ツールを使ってリサーチをするのが一般的です。
当編集部でも使っているERESAなら、無料で利用できるのでおすすめですよ!それぞれ、軽く紹介していきますね!
商品の需要リサーチ
Amazonで売れているかどうかのリサーチをするなら、商品の需要を確かめる必要があります。その際に、ERESAでは”ランキンググラフ・日別販売推移”を使ってリサーチしていきます。
ランキンググラフとは、商品のカテゴリランキングをグラフ化したものです。仕組みとしては、商品が売れればランキングが下がり、在庫が追加されればランキングが上がるようになっています。
そのため、せどりのリサーチでは、一般的に山になった部分を”商品が売れた”と判断して商品を仕入れていきます。上記の場合は、3ヵ月で10個ほどの山ができているため、10日に1個売れたという推測が可能です。
しかし、これだけでは不十分なので、日別販売推移もチェックします。
こちらは、1日でどれくらい商品が売れているかの目安になります。商品の変動が大きいほど、売れている商品と判断できます。
ライバルのチェック
需要がある商品でも、ライバルが多いとなかなか売れ行きに発展しません。そこで、ライバルのチェックもおこないましょう。
出品者推移グラフとして、ERESAでは確認できます。
こちらは、中古商品の出品者グラフです。グラフから推測するに、1/18以降から徐々に出品者が増えていることがわかります。
それまでは、10~12個ほどの推移でしたが、2週間後には50~60名ほどの出品者に増えています。この商品の場合、ライバルが急激に増えているため、需要がある商品だと判断できますが、その分ライバルも多く売れない可能性が高いです。
そのため、ランキンググラフや日別販売推移で、需要のチェックをしたあとはライバルまでチェックするとよいでしょう。
価格推移のリサーチ
商品が売れているかどうかも重要ですが、販売価格を設定する際は、価格推移もチェックしなければなりません。7,000円で販売予定の商品が、販売先のAmazonでは5,000円で売れていたとなると、赤字になる可能性があります。
ERESAでは、コンディション別の価格推移がチェックできます。この商品の場合は、変動費率が非常に大きい商品ですが、2ヵ月間で半額以下になっていることがわかります。
(9,500円→5,000円)
また、こちらの価格推移グラフは、ライバル数グラフと比例しているといわれています。それぞれ並べると、以下のとおりです。
【コンディション別最安値グラフ】
【ライバル数推移グラフ】
市場に商品があふれると、ライバルで価格競争が始まるため、市場価格は下がります。そのため、極端にライバルが多い商品は、価格変動が起きやすいのであまりおすすめしません!
損益分岐点の計算
商品を仕入れるうえで、一つの基準になるのが損益分岐点です。損益分岐点とは、商品を販売して利益と損失がゼロになる地点を指します。
商品を仕入れる際に、分岐点以下の場合は利益が出るので、仕入れる前に計算するとよいでしょう!
計算方法は、ツールによって異なりますが、ERESAでもAmazonのFBA料金シミュレーターでも計算できます。試しに、FBA料金シミュレーターを使った損益分岐点の計算方法を紹介しますね!
FBA料金シミュレーターは、Amazonのアカウントがあれば誰でも利用できます。
ASINコードを入力して、商品を検索すると、計算機が出てきます。損益分岐点を調べる場合は、販売価格のみを入力して検索しましょう。
こちらの計算機で、”商品価格”を入力して計算していきます。リサーチしている商品の価格が、8,250円だったので二つの項目にそれぞれ入力していきます。
すると、以下のように表示されました。
左は自分で商品を発送した場合で、右はAmazonの発送代行サービスのFBAを使った際の料金です。
FBAを使うことを想定した場合、この商品だと6,477円が損益分岐点です。つまり、6,477円以下で商品を仕入れれば利益になります。
根拠があるリサーチができるので、仕入れる前に必ず計算しましょう。
売れる商品について把握する
せどりで稼ぎたいと思っている人は、売れる商品について把握することが大切です。販売先によって売れる商品は異なり、それぞれに合わせた商品の販売をしなければなりません。
Amazonやヤフオクだとオールジャンル売れますが、メルカリになってくると古着やブランド品などがメインになります。
リサーチ方法を知っていたとしても、販売先で売れている商品がわからない場合は、利益商品が見つからないので注意しましょう。そのため、商品を仕入れる場合は売れる商品を把握するところから始めましょう!
Amazonの場合は、ランキングカテゴリがあります。各カテゴリのランキングを1週間程見ると、ある程度売れている商品もわかってきます。
また、Amazonだけではなく、Yahoo!ショッピングや楽天のランキングも参考になるため、常にリサーチするとよいでしょう。
利益が出る仕入れ先を確保する
せどりで安定して稼ぐには、利益が出る仕入れ先を確保する必要があります。特に、中古商品を仕入れる場合は、安定して仕入れられる仕入れ先がないと利益が出せません。
仕入れる商品によって異なりますが、それぞれ例を挙げると以下のとおりです。
せどりで利益が出る仕入れ先一覧
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
- セカンドストリート
- ハードオフ
- ブックオフ
- ドン・キホーテ
挙げるときりがありませんが、基本的にはどの店舗やサイトも仕入れ先になります!そのため、電脳せどりをするか店舗せどりをするかで、仕入れ先を選んでいくとよいでしょう。
ジャンルを選定する・特化販売する
せどりをする人でよくやりがちな失敗が、ジャンル選定をせずに商品を仕入れてしまうことです。漠然とした仕入れをしてしまうと、不良在庫の原因になります。
そのため、できる限りジャンル選定はおこないましょう。Amazonせどりをするなら、以下のジャンルはおすすめです。
Amazonせどりでおすすめなジャンル
- おもちゃ全般
- ゲーム
- 家電全般
- デジタルカメラ
これらのジャンルは、いずれも利益になるものばかりです!さらに、初心者でも予備知識なく開拓できるジャンルなので、せどりで稼ぎたい人にはおすすめできます。
また、商品を仕入れる際は、特化販売を心がけましょう。Amazonで販売する場合、ショップという位置づけになります。
商品販売のOK例とNG例を紹介すると、以下のとおりです。
【商品販売のOK例とNG例】
OK例
- ゲームソフト
- ゲーム機
- 攻略本
- アクセサリー類
(例:コントローラー、拡張パックなど)
NG例
- ゲームソフト
- 美容家電
- フィギュア
- 食品
OK例の場合は、ゲームに関する商品が販売されていることがわかります。しかし、NG例の場合は、さまざまな商品が販売されており、統一性がありません。
統一性がないと、商品も売れづらくなるので、できる限り特化して仕入れていきましょう!
数あるビジネスでせどりを選ぶべき理由を紹介!
国内では、さまざまな手段を使って稼げる時代になりました。そのなかでも、あえてせどりを選ぶべき理由は、以下のとおりです。
数あるビジネスでせどりを選ぶべき理由
- 初心者でも気軽に稼げるから
- ジャンル問わず売れるから
- ルーティン化できるから
せどりで稼ぐためには、たしかに知識が必要ですが、初心者でも簡単に稼げるビジネスです。また、ジャンル問わず売れるので、経験を活かしつつ稼げるのがせどりです!
初心者でも気軽に稼げるから
副業を始めようと思っても、イマイチ稼げないという人がいると思います。そのような人は、せどりを始めるとよいでしょう。
せどりのビジネスモデルは非常に単純で、”安く仕入れて高く売る”だけのビジネスです。そのため、知識なく初心者でも簡単に稼げるのが特徴です。
しかし、その分以下の知識は身に着ける必要があります。
せどりで身に着けるべき知識
- リサーチのやり方
- 売れるジャンル・商品に関する知識
- トレンド情報
トレンドに関しては、時代によって変わってきますが、リサーチや売れるジャンルに関しては、一度学んでしまえば半永久的に使えます!
せどりのリサーチの方法は複雑ですが、同じ手順の繰り返しなので、慣れたらだれでも稼げるようになります!ジャンルを固定してリサーチしつつ、商品に関する知識を身に着けて、仕入れをしていきましょう。
ジャンル問わず売れるから
せどりでは、基本的にジャンルを絞って商品を仕入れていきます。ジャンル選定をすると、効率よく稼げます。
ただ、どのジャンルを選んだとしても、基本的に収益には関係しません。重要なのは、選んだジャンルの商品をいかに安く仕入れられるかです。
また、ジャンルによって稼ぎ方が異なります。それぞれ紹介すると、以下のとおりです。
せどりのジャンル別の稼ぎ方
- 家電せどり:利益額が高い商品を仕入れて稼ぐ
- ゲームせどり:回転率が高い商品を仕入れて稼ぐ
- おもちゃせどり:ゲームせどり同様
(新品仕入れの場合はプレ値転売する)
家電系の場合は、1回あたりの利益額が高いので、利益率重視で稼いでいきます。ゲーム・おもちゃに関しては、利益額が家電ほど高くないので、商品の販売個数を増やしつつ稼いでいきます。
ジャンルに縛られる必要はなく、自分の得意ジャンルを生かせるような仕入れ・せどりをすると、稼げるようになりますよ!
ルーティン化できるから
せどりは、ある程度決まった作業をしながら稼いでいくビジネスです。そのため、一度稼ぐ流れを理解してしまえば、ルーティン化できます。
さらに、ルーティン化が完了したら、外注化する人も少なくありません。せどりの外注化は手間を省く手段として、実践する人が多いです。
実際、せどりはすることが多く、プライベートの時間がありませんからね……。それぞれ実践することを、リストアップすると以下が挙げられます。
(Amazonせどりをする場合)
Amazonせどりですること
- 商品のリサーチ
- 商品の仕入れ作業
- 商品の梱包作業
- ラベル貼り付け作業
- 集荷依頼
- 商品の発送
- 購入者へのアフターフォロー
最初は、リサーチに1時間ほどかかる人もいますが、慣れてくると数分で利益商品を見つけ出せます。梱包作業やラベルの貼り付け作業については、外注化できる部分です。
せどりを外注化している人に話を聞くと、リサーチの作業以外は外注しているとのことでした。
商品の仕入れ作業から発送作業まで、ほとんどの業務を外注しており、それでも継続的に稼いでいるそうです。そのため、ある程度せどりがビジネスとして成り立ってきた場合は、外注化も視野に入れるとよいでしょう。
まとめ【せどりは稼げるビジネス!】
せどりは、稼げないという声もありますが、普通に稼げるビジネスです。稼げないと言っている人のほとんどは、売れる商品のリサーチしていないだけです。
たしかに、Amazonでは販売規制が厳しくなり、昔に比べると稼ぎづらくなりました。しかし、それでも稼ぎ続けている人がいるのは、何かしらの抜け道があるからです。
何十年も前からせどりというビジネスはありますが、それでもなくならない理由は、何らかの形で稼げるからです。
あらためて、せどりで稼ぐために必要なことをまとめると、以下のとおりです。
せどりで稼ぐために必要なこと
- 売れる商品のリサーチ
- 利益商品の把握
- ジャンルの選定
- 特化販売・特化仕入れ
これらを意識してせどりをすると、だれでも稼げるようになります!安定した利益を出していくためにも、リサーチを徹底して商品を仕入れていきましょう!