Amazonの商品は偽物だらけ?ブランド品・アパレル品購入は要注意!

amazonには、さまざまな商品が販売されています!
しかし、個人のセラーが販売できるようになったため、「この商品って大丈夫なの?」というものも存在します……。
今回は、その怪しい商品に注目して、Amazonにある商品が偽物だらけなのかどうかを解説していきますね!

よくわかる解説
- ブランド品の偽物は減った
- キャラクター系の模倣品が増加傾向にある
- 偽物だと思ったら購入しないほうが吉
amazonの商品は偽物だらけ?商品の例を紹介!
Amazonに販売されている商品は、基本的に正規品です。しかし、商品によっては、商標権を無視したような偽物も販売されているので、購入する際は注意しなければなりません!
特に、Amazonに多い偽物商品は以下のとおりです。
Amazonに多い偽物商品
- 有名ブランドの海賊版商品
- 人気キャラクターの模造品
- 偽ブランド品
昔は、偽物だらけといわれていましたが、今ではその数も減少しつつあります。しかし、少なくなったのは偽ブランド品だけであり、キャラクターの海賊版商品は普通に販売されています……。
購入したところで、トラブルになるだけなので、最初から購入しないことが重要です!
有名ブランドの海賊版商品
amazonに多いのが、有名ブランドの海賊版商品です。後述する偽ブランド品とは異なり、ロゴやマークを無断使用して、存在しない商品を作ることを指します。
調べたなかで、特に多いと思ったのは、以下の商品です!
ブランド品の海賊版商品に多いジャンル
- AirPodsケース
- スマートフォンケース
- スマートフォンリング
これらは、製造コストも安いので大量生産しやすい商品です。昔に比べると、AIの自動判定の精度が高くなったこともあり、海賊版商品は減りつつあります。
しかし、それでも調べれば多くの商品が出てきました……。
【A BATHING APEの海賊版商品】
【COACHの海賊版商品】
公式が許可していない海賊版商品なので、購入しないようにしましょう!
ちなみに、「Airpodsケース ブランド」で検索すると、以下の商品が出てきました。
正規品はほとんど存在せず、偽物のほうが多いです。正規品の事情を知っている人は、この現状を見て”偽物だらけ”と判断するのも理解できますね……。

人気キャラクターの模造品
amazonの偽物商品で、急激に増えているのが、人気キャラクターの模造品です。これは社会問題になりつつあり、逮捕者も普通に出ているレベルです。
(詳しくは後述します)
具体的にどのような商品があるかというと、以下のとおりです。
人気キャラクターの模造品一覧
- アニメキャラを無断使用したアパレル品
- 無断使用して作ったキャラクターグッズ
- 海賊版フィギュア
特に増えているのが、アパレル品関連です。
「鬼滅の刃 パーカー」で調べると、このように商品が出てきました。
表示されているすべての商品は、どれも海賊版であり、版権元に許可を得ず作った商品です。
このように、キャラクターがプリントされているものもあります。何も知らない人からすると、これを正規品だと思って購入する人も多いと思います。
ブランド品に関しては、規制されつつありますが、アニメキャラクター系の海賊版商品は、増え続ける一方です。
また、最近ではキャラクタープリントされていない商品でも、アニメキャラを連想させるような柄の商品も販売されています。
このような商品は「鬼滅の刃風」として販売すれば問題ありませんでしたが、版権元が柄の商標登録をしました。
人気マンガ『鬼滅の刃』のキャラクター3人が着ている服の模様が、6月3日付けで商標登録された。版元の集英社が2020年に6人分の模様を特許庁に商標出願していた。登録されたのは、このうち冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)が着ている羽織の柄だ。
これらの柄が、商標登録されたため、該当する柄を無許可で使用して模造品を作成・販売すると、商標権違反に該当します。
購入する場合・販売する場合は、この辺を気を付けたほうがよさそうですね……。
補足:実際に逮捕された事例
キャラクターグッズの海賊版商品を、メーカーに無許可で販売したとして、逮捕された事例はいくらでも存在します。鬼滅の刃ブームに乗っかり、中華系のECサイトで安く仕入れては転売する人が後を絶ちません。
そのなかでも、実際に逮捕された人の例を紹介しますね!
【無許可で製造されたチャームを販売した】
【模造品フィギュアを販売した】
【無許可で製造された生地を販売した】
いずれも、著作権法違反による逮捕です。偽物だと知らなかったという理屈で通しているようですが、偽物を販売したことに変わりはありません。
また、実名報道されているところを見ると、過去にも事例があり、繰り返し転売をしていたことが考えられます……。
このような商品は、個人で楽しむ分には問題ありません。
しかし、営利目的で仕入れて転売した場合は、”著作権法違反・商標法違反”に問われてしまう可能性があるので注意しましょう!

偽ブランド品
amazonには、偽ブランド品も販売されています。以前は偽物だらけでしたが、現在は規制も厳しくなり、あまり見かけなくなりました!
ただ、一部の商品は”ノーブランド品”として販売されているので、購入する際は注意しましょう。
(特に多かったのは以下のブランドです!)
Amazon販売で偽物が多かったブランド
- クリスチャンルブタン
- GUCCI
- LV
- FENDI
これらの商品は、2018年ほどまでは、偽物だらけでした。
amazonの規制により、現在ではあまり販売されているものは見かけませんが、一部見つかったので紹介しますね!
【Supreme風スニーカー】
【GUCCI風スニーカー】
このような商品は、ブランドに許可を得ずに製造・販売されている偽物です。
購入したところで、それはフェイクなのでお金の無駄になってしまいます……。
偽物かどうか判断したいなら、正規品と比べて価格が安いのかどうかをチェックしましょう!
(露骨に安かった場合は偽物確定です)
補足:Amazonにある並行輸入品は偽物だらけ?
Amazonで、ブランド名を検索すると、複数の商品が出てきます。
そのなかで、国内の価格よりも安く販売されているのが、並行輸入品です。
例えば、こちらの商品。GUCCIで販売されているショルダーバッグです。
並行輸入品として販売されており、価格帯は95,000円です。
しかし、公式サイトでは104,500円で販売されている商品でした。
この場合、価格差が10,000円程度あるので、「もしかして偽物では?」と思ってしまう人も少なくありません。
価格が異様に安い場合は、並行輸入品とうたっている偽物の可能性が高いですが、このくらいの価格差なら正規品です。
「そもそも並行輸入品とは?」と思う人がいるので、簡単に概要を説明すると、独自のルートで仕入れた商品のことを指します。
例えば、あなたが海外のインポートショップに出向き、そこで安く仕入れて国内で販売した場合は、並行輸入品の扱いになります。
上記のバッグは、本場イタリアの価格は、80,000円程度です。
インポートショップだと、70,000円~75,000円で仕入れられる商品なので、関税を含めたとしても、95,000円でも利益が出ます◎
そのため、「並行輸入品=偽物」というのは誤解で、正規ルートで仕入れている商品なら、安心して購入できますよ!

Amazonからは偽物が消えているのが現状!その理由とは?
Amazonは、昔に比べると偽物の販売が少なくなりました。
一部の商品は偽物商品がありますが、少なくともラグジュアリーブランドの偽物は減りましたね!
その理由を簡単に紹介すると、以下が挙げられます。
amazonに偽物がなくなった理由
- ブランド品販売には販売許可が必要だから
- 偽物出品は即削除されるから
- Amazonの規制が厳しくなったから
特に、偽物に対してのAmazonの扱いが厳しくなったのが、一番の理由です。市場に偽物が出回り始めてから、軒並み真贋調査や出品規制などをおこないつつあります。

ブランド品販売には販売許可が必要だから
Amazonは、昔に比べると偽物ブランド品がほとんど販売されていません。以前は、ブランド名で検索をすると、偽物だらけで正規品が埋もれていたほどです……笑
しかし、Amazonの規制が変わってからは、無断でブランド品を販売できなくなりました。
特に、ラグジュアリーブランドを販売する場合は、本社が発行する”販売証明書”が必要です。
販売証明書とは、「弊社の商品をあなたの店舗・サイトで販売してもいいですよ」という許可証のことです。
個人のセラーが取得できることはほとんどなく、質屋や販売の正規代理店などしか取得できません。
仮に、販売証明書がないまま出品手続きを進めようとすると、出品の段階で止められます。
出品する場合は、「販売証明書の提出>出品手続き」の段階を”必ず”踏む必要があるので、実質販売はできないわけです。
ノーブランドとして、新規出品をすれば販売できるとのことですが、運営に出品規制されて削除されます。
(ルール違反なのでアカウントが削除されることも……。)
このことから、Amazonでは偽物が販売できない状況が整っているわけです!
販売しようと思っても、販売できないので、自然と市場から偽物がなくなっていく仕組みです。
補足:Amazonでブランド品を販売している業者は何者?
Amazonには、ブランド品を販売している業者が多く存在します。しかし、販売されている商品は、どれも並行輸入品です。
国内で仕入れて販売しているものは存在せず、そのほとんどは並行輸入品ばかり。ストアフロント(出品者の情報を確認できるページ)を見ても、個人セラーがメインでした。
なかには、店舗として店を構えていて、アパレル品などの販売を専門にしているストアも存在するため、購入するならそのようなセラーからのほうが安心です!
偽物出品は即削除されるから
amazonでは、偽物に対する扱いが厳しくなりつつあります。AIによる自動判定と、手動によるパトロールをおこなっているため、軒並み偽物の販売が規制されています。
また、ユーザーによる通報も、偽物がAmazonから消えている理由の一つです。ブランド品の偽物は、商品を見ればすぐにわかりますし、価格から判断して通報する人も多いです。
しかし、キャラクター系の海賊版商品は、いまだになくならないのが現状です……。
普通に販売されていますし、いくら販売規制されても、新規出品として復活します……。運営も、この状況を放置しています。
AIによる自動判定で規制されていないということは、正規品と勘違いしている可能性も考えられますね……。
ブランド品の偽物は減りつつあるものの、キャラクターグッズの海賊版商品は増えているので、利用する際は注意したほうがいいですね……。
特に、販売元が”アニプレックス・バンナム”などの公式メーカーではなければ要注意です!
Amazonの規制が厳しくなったから
Amazonは、昔に比べると、出品する難易度が高くなりました。昔は、簡単にアカウントを作成できましたが、今では一筋縄にはいかないようです……。
アカウントを開設するまでの流れを簡単に紹介すると、以下のとおりです。
Amazonで出品用アカウントを作成する手順
- 基本情報を入力する
- 身分証明書を提出する
- クレジットカードを登録する
- 銀行口座の登録+直近3ヵ月以内の取引明細の提出
- ZoomにてAmazonの担当者と面談
※最新の登録手順です
1~4までの手順は変わりませんが、最近はZoomにての面談が追加されました。この面談でしっかり受け答えができなかったり、出品する商品が怪しかったりすると、アカウントの開設ができません。
これも、Amazonに偽物商品が出回ったことが関係しています。
昔よりはトラブルも減りましたが、それでもゼロにならないのが現状です。しかし、Amazon側からすると、被害をゼロにしたいのが本音。

そもそもなぜAmazonに偽物があるの?原因を徹底解説!
Amazonは、本来偽物が販売されてはいけないサイトです。しかし、偽物だらけといわれるのには理由があります。
その理由のすべては、セラーにあります。
(具体的には以下のとおりです)
Amazonに偽物が流通する理由
- 中国系のサイトからの仕入れ
- 正規品と思って出品した
- すり替え詐欺
特に、中国系のサイトには、多くの模造品が販売されています。
感染症の影響から、物販を始める人が増えたことも原因の一つで、よく調べもせずに商品を販売する人が増えました。
それが正規品ではないことも知らずに出品するため、Amazonの市場が偽物だらけになってしまうわけです……。

中国系のサイトからの仕入れ
Amazonに販売されている偽物商品のほとんどが、中国系のサイトからの仕入れです。仕入れサイトはさまざまで、”Aliexpress・Qoo10”あたりが有名ですね……。
特に、Aliexpressは、格安仕入れができることから、使ってる人も多いです。
Aliexpressで、「鬼滅の刃」と調べると、多くの商品が出てきました。いうまでもありませんが、販売されている商品のすべては海賊版です。
冒頭で紹介した逮捕された人も、AliexpressやQoo10などから仕入れていることが推測できます。
(販売されている商品が押収されていたため)
Aliexpressでは、海賊版が格安販売されています。Amazonで2,000円程度するような商品が、300円~400円で仕入れられるので、仕入れサイトとして使うのも理解できますね……。
何も知らない人は、”価格差があるからAmazonに転売しよう!”と思って仕入れてしまうわけです。しかし、模造品・海賊版をメーカーの許可なく販売してしまうと、以下の罪に問われる可能性があります。
偽物転売で問われる罪
- 著作権法違反:3年以下の懲役または300万円以下の罰金
- 商標法違反:著作権法違反同様
情状酌量の余地はなく、偽物商品を販売して利益を出していた時点で起訴される可能性が高いです。
また、稼いだ金額が大きいと、実刑判決を食らうケースがほとんどで、逮捕されたときも実名報道されます。

正規品と思って出品した
Amazonに偽物が流通する原因として多いのが、出品者が正規品と勘違いしているからです。特に、Aliexpressは”アリババグループ”が運営する大手のECサイトということもあり、ある程度信頼されています。
中国版Amazonとも言われているので、何も知らない人からすると、販売されている商品が正規品と勘違いする人も多いのです。
しかし、残念ながら販売されている商品は偽物がほとんど。正規品はゼロに等しいといっても過言ではありません……。
また、Aliexpressには、ブランド名を隠して、”○○風”として商品を販売しています。こちらの商品は、GUCCIで販売されているブーティで、1足あたり12万円ほどする商品です。
それが、約12,000円で購入できます。
ここまで値段が安ければ、偽物だと一発でわかります。
しかし、ブランド価値がわからない人からすると、この値段を正規と勘違いしてしまい、そのまま仕入れて販売してしまうわけです。
そもそも、ブランド品の販売はAmazonではできませんが、メルカリやラクマなどに出品している人も多いです。
場から偽物がなくならないのは、仕入れルートがあるからです。
中国・韓国系のサイトには、特に偽物商品が多く販売されているので、Amazonに流れてくるのも理解できますね……。
すり替え詐欺
こちらは、フィギュアを購入したときに発生しやすいトラブルです。正規品のページで商品を購入したにも関わらず、偽物・海賊版商品が届いたというトラブルが急増しています。
この原因といて考えられるのは、すり替え詐欺がほとんど。
Amazonの出品の仕組みを紹介すると、二パターン挙げられます。
Amazonの出品方法
- 既存の商品ページに商品を登録する
→すでに商品ページがあるためそこに販売するだけでよい - 新規で商品ページを作成する
→市場に商品がない場合に一から作成する必要がある
メーカー品・ブランド品の場合は、すでに商品ページがある場合が多いです。そのため、出品するときは商品を登録するだけで完了します。
「すり替え詐欺と何が関係あるの?」と思う人も多いので、理由を紹介しますね!
Amazonでは、一つの商品ページに複数の商品を登録できます。商品画像は、最初にページを作った人が作成したものなので、現物は商品が届いたときにしかわかりません。
要するに、正規品として出品して、海賊版商品を普通に出品できるということです。
当然、すり替え詐欺も犯罪なので、通報したら運営は対処してくれます。フィギュアは、Amazonに販売されている商品のなかでも、偽物だらけといわれています。商品を購入する際は、ほかの商品に比べて異様に価格が安くないかどうか確認しましょう!
ブランド品は偽物だらけ!購入しないための対策を紹介!
Amazonに販売されているブランド品は、基本的に偽物だと思って構いません。並行輸入品だとしても、本当に正規のルートで仕入れたような証明がないと、本物と断定できません。
(例:輸入申告控、現地の領収書、付属品など)
普段からAmazonを利用している人で、偽物を購入したくないと思っているなら、以下の対策をしましょう!
Amazonで偽物を購入しないための対策
- 相場より安い商品は買わない
- 出品者をチェックする
- 信頼できるセラーから購入する
- 並行輸入品は買わない
- そもそもブランド品はAmazonで購入しない
この5つを押さえれば、変なユーザーから偽物を購入するようなことはありません!それぞれチェックして、偽物商品を購入しないように、リスクヘッジをしましょう。
相場より安い商品は買わない
大前提として、Amazonに販売されている偽物は、総じて相場が安いです。平均相場に比べると、圧倒的に値段が安い場合は、偽物と断定して問題ありません!
例えば、先ほど紹介したこちらの商品。
GUCCIをイメージした、模倣品のスニーカーです。販売価格は6,088円とスニーカーのなかでは高いですが、正規品のスニーカーはもっと高いです。
こちらが同様のスニーカーで、1足あたり90,400円で販売されています……。
Amazonで販売されてる商品の15倍程度なので、露骨な偽物だとわかります。
そもそも、Amazonでブランド品を購入すること自体間違っているので、購入するなら正規ルートから購入しましょう。
出品者をチェックする
Amazonでほしいブランド品がどうしてもあった場合は、出品者をチェックしましょう!並行輸入品だと通常よりも安く購入できますが、商品が偽物の可能性があります。
これを避ける意味でも、信頼できる出品者なのかを判断しなければなりません。
判断する基準は、以下のとおりです。
出品者チェックで優良セラーかどうか判断する基準
- 販売実績が多いかどうか
- セラー評価が高いかどうか
- 悪い評価がないかどうか
- ストアフロントの情報が正しいかどうか
※中国人セラーの場合は要注意
この基準をもとに、出品者をチェックすると、商品を購入してもよいかの判断ができます!
例えば、以下の商品の購入を検討してるとします。
アウトレット品で、そこそこ安いことがわかります。「もしかすると偽物かも?」と思うなら、出品者情報をチェックします。
パソコンで商品ページを開き、購入ボタンの下にある、コンディション別の出品一覧をクリックしましょう!
(この商品の場合2つの商品が販売されています)
クリックすると、商品を取り扱っているセラーが出てきます。
モザイクをかけていますが、ブランド品を専門に取り扱うストアだとわかりました。株式会社で運営されており、この時点で信頼できるセラーと判断できます。
Amazonでブランド品を購入するなら、このようなセラーから購入したほうがベストです!店舗規模・会社規模でブランド品を販売している場合は、偽物はまず販売しません。
それに、古物商許可証の記載があるなら、さらに安心です◎
(偽物の販売は禁止されているから)

信頼できるセラーから購入する
Amazonでブランド品を購入するなら、信頼できるセラーからの購入をおすすめします。先ほどの話と重複しますが、個人販売のセラーよりも、店舗や会社規模で運営しているストアのほうが安心できます。
理由は、二つあります。
個人販売よりも店舗・会社規模のストアから購入したほうがいい理由
- 販売証明書を取得している可能性が高いから
- 正規の販売代理店の可能性が高いから
Amazonで、ブランド品を販売するには、販売証明書が必要です。
しかし、個人のセラーが普通にブランド品を販売しているところを見ると、グレーな方法で通過したとしか思えません……。
一方で、店舗・会社の場合は、情報を調べると、質屋やブランド品の委託販売店が多いので、販売証明書を取得している可能性が高いです。
この場合、信頼度が段違いで、いかに個人セラーよりも安心できるかがわかります!
偽物だらけの市場で、正規品だけを購入するには、ここまで慎重にならなければなりません。
並行輸入品は買わない
Amazonには、大量に並行輸入品が販売されています。正規ルートで仕入れている商品なら問題ありませんが、それを判断する基準は、正直ありません……。
セラー個人とやり取りをして、販売証明書や輸入申告控(通関手続きの書類)を見せてくれるなら、信用性が増します。ただ、それらが確認できない場合は、並行輸入品と偽っている偽物の可能性が高いです。
ちなみに、こちらは輸入申告控という書類です。
商品を海外サイトから仕入れた場合、通関手数料・関税がかかりますが、その詳細金額を説明しているのがこちらの書類です。
この書類には、以下のようなことが書かれています。
輸入申告控に書いている内容
- 通関手続きに通した税関
- 通関にかかった手数料
- 通関手続きをした人の名前
(輸入者として記載)
つまり、この書類があるだけで、本当に商品を輸入したのかどうかがわかります。
ただ、これはあくまでもネットで仕入れた場合の書類で、直接輸入した場合は、手数料を払った証明ができる領収書などを見せてもらいましょう!

そもそもブランド品はAmazonで買わない
正直、Amazonでブランド品を購入しないのが、偽物を手にしない一番の対策だと思います……笑そもそも論になりますが、これ以外の対処法は正直微妙です。
それに、Amazonに販売されているブランド品は、そこまで安いわけではありません。
(ラインナップもそこまで多いわけではありません)
それでも、ネットでブランド品を購入したいなら、以下のサイトがおすすめです!
ネットでブランド品を購入する際におすすめしたいサイト
- farfetch
- SSENCE
- YOOX
- 楽天市場※買い取り専門のお店が販売している店舗
楽天市場以外は、海外のサイトです。
しかし、ブランド品を安く購入できるサイトなのでおすすめですよ◎
farfetchを例に挙げると、定期的にセールを開催しています。
頻繁に開催されるセールでは、最大70%オフで商品を購入できます。
GUCCIやLVなどのラグジュアリーブランドも販売されているので、安く購入したい人におすすめですよ◎
商品のラインナップも多いので、サイトに固執しないなら、別サイトでブランド品を購入しましょう!

間違えてAmazonで偽物を購入した際はどうすればいい?
Amazonには、偽ブランド品や海賊版商品など、さまざまな偽物が存在します。仮にAmazonを利用していて、偽物を購入してしまった場合、適切な対処をすればトラブルを防止できます!
主にできる対処法は、以下のとおりです。
偽物を購入した際にできる対処法
- マケプレ保証を活用する
- カスタマーサービスに連絡する
商品の返金を早急に求める場合は、マケプレ保証を利用しましょう。
最大で1回30万円まで保証されるので、事情を説明して返金を求めるとよいです!
マケプレ保証を活用する
Amazonには、消費者保護プログラムの一つとして、マーケットプレイス保証というものがあります。
こちらは、Amazonが定める条件に該当した場合に、1回30万円まで返金を受けられるサービスです。
Amazonが定めている条件は、以下のとおりです。
【マケプレ保証を利用できる条件】
- お届け予定最終日から3日経過しても商品が届かない場合
- 配達完了のステータスになっているのに商品が届いていない場合
- セラーに返品したのに返金してくれない場合
- 届いた商品に不具合・損傷がある場合、商品説明と著しく異なる場合
- Amazonの返品ポリシーに抵触する場合
このほかにも条件はありますが、出品者目線での補償内容だったので、省略します。
商品が偽物だった場合は、赤太文字で装飾している内容のもので返金申請ができます。申請をする場合は、以下の手順で進めていきます。
マケプレ保証を受ける際の手順
- 注文履歴から商品の返品をクリックする
- 商品を選んで返品理由を選択する
- 返金を選択する
- 返金処理を確定する
偽物を購入した場合は、この手順で返金処理を完了させましょう。
まず、注文履歴から処理をしたい商品を選択する必要があります。
注文履歴に移動したら、”商品の返品”をクリックしましょう。すると、以下の画面に移動します。
チェックボックスにチェックを入れると、返品する理由が出てきます。偽物を理由に、返品・返金を要求するなら、”サイト上の説明と違った”を選択して手続きを進めましょう。
すると、交換か返金のチェックボックスが出てきます。返金処理を希望する場合は、返金を選択して手続きを進めていきましょう。
返金方法は、”Amazonギフト券・クレジットカード”の二つが選択できます。
内容に問題なければ、そのまま返金手続きを進めましょう!
ただ、いきなり返金を求めても、条件が該当していないと判断されてしまい、対応してもらえなくなるケースもあります……。
これを避ける意味でも、事前にカスタマーサービスに連絡しておくとベストです!
カスタマーサービスに連絡する
Amazonで何かしらのトラブルがあったら、まずはカスタマーサービスに連絡しましょう!マケプレ保証に直接進むのもありですが、結局運営とやり取りすることになるので、カスタマーサービスに連絡してから、処理を進めたほうがスムーズです。
(こちらのリンクから移動してください♪)
カスタマーサービスに移動したら、チャットか電話にて連絡できます。
早急に対応してほしい場合は電話を選択しますが、偽物商品を購入した場合は、説明することが多いのでチャットがおすすめです!
今すぐチャットを始めるというボタンを押すと、チャットポットが表示されます、最初はAIによる対応があり、その後運営によるサポートを受けられます。
商品が偽物で、返金・返品をする場合は、以下のテンプレートを使いましょう!
※事前に真贋査定をしていることが条件です※
【偽物だった場合の例文】
お世話になっております。
選択したこちらの商品ですが、質屋で鑑定したところ、買取基準外の商品でした。詳細を聞くと、海外のハイパーコピー品のようです。
早急に返品・返金対応をお願いします。以下、鑑定した質屋の情報をお送りしますので、ご確認お願い致します。
- 店舗名:○○質屋
- 住所:東京都~
- 電話番号:03~
- 鑑定した担当者の名前:○○さん
調査後、返品・返金処理ができるかのご連絡をお願いします。
この内容で送れば、返金・返品処理の対応をしてくれます。
基本的にはマケプレ保証に誘導されるだけですが、状況次第では指定口座に直接返金の流れもあります!

まとめ【Amazonは偽物が減りつつある!】
Amazonには、一部の商品に偽物があります。昔ほど、偽物だらけというほどではありませんが、海賊版・模造品が存在するのは事実です。
そのため、商品を購入しないためには、事前に対策をしておく必要があります!
あらためて、偽物を購入しないためにできる対策を紹介すると、以下のとおりです。
偽物を購入しないためにできる対策
- 怪しい商品は購入しない
- 相場よりも安い商品は購入しない
- 並行輸入品は気を付けて購入する
- セラー、ストアの評判をチェックする
- そもそもAmazonで購入しない
Amazonは安心できるサイトなので、偽物がないと思われがちです。
しかし、フィギュアやキャラグッズ、ブランド品の一部には、普通に偽物商品が混ざっています。購入を検討しているなら、Amazonではなく別のサイトで購入するのも方法の一つですよ!
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